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【訃報】「こうのとりのゆりかご」蓮田太二先生が逝去
その第一報を、大熊良樹先生(いのちを守る親の会理事長)から聞いた時には、頭が止まってしまった。
訃報記事を書こうと思って、書けないまま夜を迎えると、先にとっても猫さんが書かれていた。
日本では公称だけでも年間15万人以上の赤ちゃんが中絶され、実際には医者の脱税を目的とする違法な「闇中絶」がその3倍から5倍もあると言われている。(一説には、十倍近くとも。)
年間15万人であったとしても、老衰で亡くなる人が年間約10万人であるから、老衰以上に多くの赤ちゃんのいのちが失われているのである。
無論、何らかの事情で子供を育てられない人もいる。だが、救える命は救わなければならない!
この、強い使命感から立ち上がったのが、慈恵病院の蓮田太二先生であった。
慈恵病院は「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」や「内密出産」によって、多くの女性と赤ちゃんを救ったのである。
私も所属している、大熊良樹先生のいのちを守る親の会と慈恵病院も、救命の現場では連携されることがあった。
慈恵病院の「赤ちゃんポスト」や「内密出産」については、様々な意見もある。しかし、大熊良樹先生の次の言葉がすべてを表しているだろう。
反対運動をすると「反対運動」に対する、「反対運動」。中絶する権利を主張するジェンダフリー(男女同権運動)などの「反対運動」が始まります。議論に堕するのです。
議論をしている間に「尊い命」が失われます。私たちは、尊いいのちを守る中で、いのちを守る現場から、「いのちの尊さ」「人工中絶の真実」「問題の提起」と「解決方法」を提起したいと思います。
大熊先生や蓮田先生には、現に多くのいのちを救った実績がある。
蓮田先生は亡くなられたが、生命尊重の社会実現のための運動は、続けさせていただきたい。
(写真:慈恵病院院長・蓮田太二先生、いのちを守る親の会理事長・大熊良樹先生、同理事・ひかり陽子先生)
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