【映画】「燃えよドラゴン」
Amazon primeで、久々に「燃えよドラゴン/Enter the Dragon(ディレクターズカット版)」(73年、ロバート・クローズ監督)を観る。ガキの頃から、多分、50回は観てるかも。←モリスギ
リーさんは痩せ過ぎてて、なんか痛々しい。多分、体脂肪率8%くらいじゃないか?
ジャッキー・チェンも、デブゴンも、ユン・ピョウも、ヤン・スエ(もう74才!)もチョイ役で出てるんだよね。
ジム・ケリー(故人)演じる黒人空手家が、いきなり理由もなくポリスに暴行されそうになったり、彼の部屋に呼ばれた女の子があまりいい顔をしてなかったり、当たり前だけど、この頃から激しい差別があったのだね。彼はすぐに敵の親玉ハンに殺されちゃうし。
最後の、敵味方入り乱れての大立ち回りの後、リーさんも、ジョン・サクソン(故人)も肩を落とすが、結局、戦いは何も生まずにただ虚しいだけということなのだろうか?“ロケットおっぱい”の彼女まで殺さなくてもいいのにね。たくさんのエキストラも、端っこはいい加減だったりするね。
ハンは猫を抱いてたり高貴な振る舞いだけど、007のスペクターをイメージしたのか?
リーさんの、最初の「蹴るんだ。違う。感じるんだ…」のくだりはよく真似してたものだ。
そうそう、ジム・ケリーが殺される時に、ヘロインでキメた女の子らが出てくるけど、メイクなど、サイケデリックそのものやねぇ。時代だなぁ。
リーさんの映画はどれも悲しくて悲劇だ。俺が好きなのは、抗日映画の「ドラゴン怒りの鉄拳」か、ローマロケの「ドラゴンへの道」だな。
ヌンチャクが欲しい。メルカリにあるかしら?
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。