【古典映画】「キリマンジャロの雪」
パブリック・ドメインの100円DVD。1952年のアメリカ古典映画「キリマンジャロの雪(The Snows of Kilimanjaro)」(ヘンリー・キング監督)。
コレも、アーネスト・ヘミングウェイの短編小説が原作。
ヘミングウェイがモデルの小説家(演じたのはグレゴリー・ペック)が、キリマンジャロの麓で、重症を負って床にある時、3人の女性とのロマンスを回想するというストーリー。
女性は、モデル、芸術家、未亡人など。俺は、こんなにモテたんだと恋愛遍歴を自慢するような内容で、モテない俺からしたら、クソ面白くねぇ映画だったね。
ヘミングウェイらしいとは思うけど。
アフリカの原野で、現地の黒人を召し使いに、サイなど動物たちを狩るシーンも出て来て、今だったら公の上映はムリだろう。ヘミングウェイらしいとは思うけど。
彼の行動を理解できない女性に対して、友達がいう。「彼を虜にしてるのは、勇気と呼ばれる冒険心だ。男なら誰もが持つ本能だよ。真の男らしさの象徴さ」。コレが全てを象徴してる。
やっぱり男は最初に熱烈に好きになった女を、なかなか忘れられないものだね。新しい恋人ができても、面影を追っちゃうものだ。男は常に過去を想ってる。
キリマンジャロの頂上近くに、頂上を目指して登り、力尽きて死んだ豹の亡骸があるという話が象徴的に語られるが、ホンマかいな?
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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。