「ゴルゴ13 ビッグ・セイフ作戦」
ブックオフで見つけた第一巻。
ゴルゴが、まだ饒舌だし(敬語も使う)、ミスもあるし、情けをかける。利き腕で握手もしてる。映画の、高倉健が演じたゴルゴに近い。
1968年だから、まだまだ設定が固まっていなかったのかな。
以降、だんだん人間味を感じない殺人マシーンと化していくのだろうけど。
ベッドで女と裸になっても履いてるのは、やっぱり白いブリーフ(グンゼかな?)なのね。
今から50年以上も前に、ジェンダーを扱った作品(第3話)があった。ユーテンスルズという言葉を初めて知った。
第4話。
「戦争屋はいつでも狂ってる。戦いの中で生まれ、血と炎の中を這いずりまわって生きてきた俺たちには戦争が全てなのだ。俺たちが他の世界で生きていくことは苦痛以外何ものでもない。青春も知らず、恋も知らず、鉄と血と屍の中で、生きてきた俺たち戦争プロフェッショナルには、青春が、そして、恋人が戦争なんだ」。
くだらない歴史書なんぞよりも、よっぽど勉強になるね。
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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。