「漫画家たちの戦争 未来の戦争」
「漫画家たちの戦争」シリーズ、「未来の戦争」。
また、石ノ森章太郎、手塚治虫、藤子・F・不二雄、松本零士、山上たつひこなど、錚々たるメンバーだけど、60年代後半から80年にかけての、米・ソ二大大国による冷戦に対しての“反核”ブームの頃の作品だな。
いずれの作品も核戦争後の未来の世界を描いたものだ。
現在では、“反核”もあまり言われなくなったけど、当時は、核戦争が起こり、その放射能によって人類のほとんどが死滅してしまうと恐怖に駆られる人々も多かったのだろうと思う。解説にも「人類最後の日が来ないように、しっかりと見張っておきましょう」と書いてあるし。
今じゃ核よりも先に身近な権力者(政府)に殺されることの方が現実的なんぢゃないか?
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