「最後の猿の惑星」
やっと「猿の惑星」シリーズ最終作「最後の猿の惑星(BATTLE FOR THE PLANET OF THE APES)」(73年・米)を観た。
前作もそうだったけど、監督は「ナバロンの要塞」のJ・リー・トンプソンなんだね。
結論をいうと、さらにつまらない、くだらない映画だったね(笑)。
やっぱり斬新で面白かったのは第1作のみで、あとは“柳の下の二匹目のドジョウを狙う”的な映画だった。猿どもの顔も見飽きたし、ストーリーもクソみたくチンケで設定にムリがあり過ぎる。
支配者が人間から猿に変わった核戦争後の地球で、人間を迫害したいゴリラが猿の指導者シーザーに抵抗して反乱を計画する。一方で地下に潜伏してた人間が猿の村を襲う。両者は戦争になるが、ゴリラがシーザーの息子を殺したことが発覚して、ゴリラは粛清される。シーザーは猿と人間の平和で対等な関係を築くことを宣言する、といったクソつまらねえ展開だ。
米の映画評論家の「瀕死のシリーズの最後の足掻き。残ったファンから金を搾り取るために作られた単純な映画」という評がピッタリ。ムチャクチャ低予算であることがよくわかる。
日本でも“二匹目のドジョウ”で「猿の軍団」というドラマがあったね。どういうストーリーだったかは忘れたけど。
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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。