「ムカデ人間」
一昨年のFBより。
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激しい雨で、どこにも行けないし、腹減ったから、カルト・ホラー映画「ムカデ人間」を鑑賞。オランダのアンダーグラウンド・ムービー、トム・シックス監督作品。
道に迷った2人のヤンキー娘と、誘拐してきた大阪弁の日本人の若者を、手術で口と肛門を繋げ、ムカデ人間を作るマッドサイエンティスト。
ドイツ人の初老のヨーゼフ・ハイター博士(多分、死の天使、ヨーゼフ・メンゲレに由来してるのだろう)の、無表情で目だけギョロッとした不気味なホームベース型の顔はゾゾッとするが、日本人を先頭に3人を繋げた様は、なんじゃ、こりゃ?と笑っちゃった。デヴィッド・リンチみたく奇形、フリークスへの偏愛なんだろうか?先頭の日本人の男がしたウンコを2番目、3番目の娘らが食ってしまう(肛門と口が繋がってるから 笑)とこなんかオモシロイよー。
最後の方で、日本人の男は「俺は虫ケラだけど、人間でいたい」と、ガラスの破片で喉を切って自殺しちゃうけど、日本人の性質をわかってるのか。
俺好みの、スカム、トラッシュな映画だけど、2も3もあって完結というから、観なきゃねー。
「お前のやってることはオナニーなんだよ!ヘンタイヨーロッパ人野郎!」「ふふふ、そうだ、俺は変態だ」
監督は、奇想天外なお下品、お下劣だけど、動けないムカデ人間を描くことで、人間の尊厳とは何か?を問いたかったのかもしれないね。
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。