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「ザ・ドライバー」
男臭いハードボイルド・カー・アクション・ムーヴィー、「ザ・ドライバー(The Driver)」(78年、米)を観たぜ。男臭いと言えばウォルター・ヒル監督。
全編、そんなにBGMもなく、セリフも少なく、サイレントな展開だ。冒頭、20分近く警察に追われる主人公ドライバー(ライアン・オニール)の逃走カー・アクション劇だが、夜の街にキッ、キーッというタイヤの軋み音が響くだけで、一言も発しない。
この寡黙な主人公を助けることになる、一見、岡田奈々似のキレイな謎の女も、カーアクション真最中の助手席に乗ってても、クールな表情を浮かべて、セリフも少ない。
唯一よく喋るのはドライバーを追う強引な刑事くらいかな。それでも少ないけど。
セリフなんかいらねえ、男のカーアクションを観よ!というウォルター・ヒル監督の意気込みなのか。
そういえばドライバーとか、プレーヤーとか、ディテクティブとか、役名もないよ。
ストーリーは「トランスポーター」みたいなもので、雇われてクルマで強盗犯を逃すドライバーとそれを追う警察との絡みだ。
70年代の米国ハードボイルドの定番が揃ってる。
圧巻なのは誰もいない地下の駐車場で騙そうとした強盗犯のベンツを運転しながら、壁とかに当てて、めちゃくちゃに壊してしまうシーンだね。
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