【洋画】「マッドストーン」

伝説の「マッドマックス」の原型となったいわれるオーストラリアのアクション映画「マッドストーン(Stone)」(1974年、サンディー・ハーバット監督)をAmazonプライムで見っけ!

「マッドマックス」で、トゥーカッターを演じたヒュー・キース・バーンの他、数人が重なって出演している。

一応、モータサイクル・ギャングのバイオレンス・アクションなのだが、そこは低予算のB級以下で、盛り上がりに欠ける。でも、「マッドマックス」と同じようなショットもあってニヤリ(あくまでコッチが先)。

シドニーの公園で演説中の環境保護活動家が何者かに暗殺される。
近くにいたモータサイクル・ギャングに正体を見られたと思った暗殺者は、次々とギャングのメンバーを殺害する。
調査する警察は、若い刑事にギャングに潜入して捜査をすることを命じる…。
ストーリーがあやふやなところが目立つ。

ギャングのメンバーとなって行動を共にして目的を達するのは、メディアでいえば、ハンター・S・トンプソンのゴンゾー・ジャーナリズムと同じだね。

でも、そんなにクールぢゃない。ボスらと仲良くなるものの、メンバーの女に手を出して殴られるし。皆んな薄汚れていて汚ねえし。

晴れて犯人グループ逮捕となるが、復讐をしたいギャングの意思に反して、警察の手に委ねたから、最後、若い刑事は自宅を襲ったギャングに血だらけのボコボコにされる。

表面上は仲良くなっても、体制側(警察)と反体制側(ギャング)は、やっぱり根本的に違う敵同士ということか。

ギャングが駆るバイクが、昔のKawasakiのZシリーズで、カウルを付けただけで、マフラーとかノーマルだけど、圧巻だねぇ。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。