【洋画】「タイタニックの最期」
100円DVD第3弾は、1953年のアメリカ映画「タイタニックの最期(Titanic)」(ジーン・ネグレスコ監督)。
夫の元から逃げ出して、子供(17歳の娘アネットと10歳の息子ノーマン)と共にタイタニック号に乗り込んだ上流階級の婦人ジュリアと、それを追って来た夫リチャードの色々、それに、イギリス遠征から帰るために乗った大学のテニス選手ギフがアネットに一目惚れして2人は恋に落ちる、という2つの話が軸になってる。
そこに、皆が知るところのタイタニック号の悲劇が起こる。
悲劇によって、ジュリアとリチャードはお互いの愛を確認して、ギフとアネットも燃え上がるという定番のファミリー・ヒューマン・ドラマといったところ。
男は女を守って救命ボートに乗せて、男はタイタニック号と共に海に沈む…。
監督は1912年の沈没事故の調査報告書を徹底的に調べて製作したらしい。多分、ジェームス・キャメロン監督も絶対にこの映画を観てるだろうね。
古いモノクロ映画でキャメロン監督の作品と比べるとさすがに落ちるけど、ドラマ性は高いと思う。タイタニック号の沈没シーンもそれなりに魅せる。
妻ジュリアの告白によって、息子ノーマンは自分の子ではないことを知ってしまったが、最期は死を共にする展開にグッときた。
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。