「漫画家たちの戦争 原爆といのち」
「漫画家たちの戦争」シリーズ(全5巻)の「原爆といのち」。
あ、このシリーズ、一巻3000円以上もする高価な作品集なんだ。
タイトル通りの内容なのだが、やはり「はだしのゲン」の中沢啓治氏の作品がメインだな。
著者自身の被爆体験で、「苦労するためにこの世に生まれて、苦労したまま死んだ」という母親との関係だ。
父親は家が倒れて挟まれた時、外に投げ出された母親に「ここだ!柱に挟まれとる!なんとかしろ〜!早く出せ〜!」と炎に巻かれるまで叫んでいたようだ。漫画とは違う。
他、戦後も、原爆の放射能による“原爆症”(白血病など)に苦しめられて差別される被爆者たちを描く。
赤塚不二夫も少女マンガ風に描いてたんだなぁ。
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