【邦画】「シベリア超特急２」

サイテー邦画を続けて鑑賞。

懲りずに、マイク・ミズノこと水野晴郎監督他の「シベリア超特急２」(2000年)だ。YouTubeにて。

今度はシベ超に乗らない。
謎の爆破事件(テロ？)が起きたため、シベ超が止まり、一等乗客は近くの菊富士ホテルへ。
そこでまたまた殺人事件が起こって、水野大先生演じる山下奉文陸軍大将が解明に乗り出すという話。

淡島千景や草笛光子、光本幸子、寺島しのぶ、長門裕之など、それなりの俳優陣を揃えてはいるが、またまた水野大先生の絶句ものの棒読みセリフで全てぶち壊しの雰囲気。

俳優陣にとっては黒歴史になるかもだが、コレは真面目なギャグだと思えば微笑みつつ観れると思う。

最後のどんでん返しがクドイけど。

「コント山口君と竹田君」の竹田くんが水野大先生の部下の大尉役で頑張ってる。水野大先生、１よりもちょっと控え目で、中途半端な感じもするね。

豪華なホテルで、豪華な俳優陣を揃えて、洒落たミステリーが展開、実は、そこには深い悲劇が隠されていた…水野大先生がやりたかったことがわかるね。

もう以降のシリーズを観る勇気はない。

ロマンチックな水野大先生のセリフ…。
「この山下、女に騙されたことはあっても、女を騙したことはない」
「少年よ、夢を持て、本物の夢を」
「戦争という悪夢の状況の中でも、人は心の中にバラを咲かせることもできる」。

水野大先生、山下財宝は探さなかったのかな？