【ドキュメンタリー映画】「ジョーンズタウン集団自殺〜偽りの死の楽園」
2018年のアメリカのドキュメンタリー映画「ジョーンズタウン集団自殺〜偽りの死の楽園」。Amazonプライムで見つけた。前にも見たかなぁ?
1978年11月18日、米国のカルト宗教団体、人民寺院(ピープルズ・テンプル)の教祖ジム・ジョーンズに率いられた信者等918人(うち子供304人)が、南米ガイアナに作ったジョーンズ・タウンにおいて、毒を煽って集団自殺した事件(87人が生存)の記録映画である。
昔、ジム・ジョーンズと人民寺院は、カルト・バンド、サイキックTVによって知った。ジム・ジョーンズの最期の演説が入ったCDを持ってた。関連本も読んだ。
積極的に集団自殺を進めたのは、幹部の女性たちだったというのは興味深い。教祖は毒じゃなく、幹部の女性が撃った銃弾によって死んだのだ。
いつの時代も、なぜ、人は安易に、癒しや安らぎを求めて、神の存在とその赦しと幸せを求めて、平和と平等を求めて、ユートピアを求めるのか?果ては死でしかないのに。
それは、それだけ人間と彼を取り巻く世界が、理不尽で苦悩に満ちたものであるからに違いない。そもそも人間とその世界はそういうものなのだ。解決なんてものは有り得ないのだ。
このジム・ジョーンズの例でもわかるように、実は、そういうことを教祖が体現している。安易な導きは、必ず破滅をもたらすと。
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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。