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14億の中国より1億の日本の方がサッカーが強いのはなぜ?

こんにちは。
今回はサッカーについて。

最新のFIFA世界ランキング(2021年9月16日)では
日本は26位。中国は75位です。

昔から不思議でした。

なぜ14億人の超大国である中国は
サッカーが弱いのか?

1年間中国で暮らしてみて
理由がわかった気がします。

今日はその理由について書きたいと思います。
一言で言えば「環境」です。

中国は子供が自由に
サッカーをするところが少ないのです。


下記の写真は杭州にある世界遺産の西湖の様子ですが
中国にある公園はこんな感じです。

・コンクリート
・木々に囲まれている
・年配の方々がゆっくりベンチに座って話す場所

芝生があっても立ち入り禁止になっていたりします。

公園は「大人の憩いの場」
「子供が遊ぶ場所」にはなっていないのです。

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私は1年間中国で生活していて
子供が公園でサッカーをしているのを一度も見たことがありません。

子供がサッカーをする環境がない。
これが中国でサッカーが強くならない最大の理由だと思います。


子供が外で遊ばない、もしくは遊べない理由の一つとして
あと「治安の問題」も影響していると思います。

子供たち「だけ」で外で遊んでいる姿を見る事は
ほとんどありません。

必ず近くに親がいて、そのそばで子供が遊んでいます。

日本であれば小学生は
子供たちだけで公園で遊んでいますが
中国では違います。

今の中国は物凄く治安が良くなっています。
特に都市部は日本並みに治安が良いです。

しかし、中国の一部地域では
子供の誘拐が未だにあります。

そのニュースが中国全土で流されるため
子供だけで外で遊ばせることが出来ないのです。

中国の子供にとっては大変残念な状況です。


子供の才能を伸ばすには
「環境」が何よりも大切です。

中国のこういう環境を見て
痛感します。

日本にいるときは気づかなかったですが
日本の子供達は恵まれています。

中国に比べ、子供たちが遊べる公園は沢山ありますし
サッカーをする環境があります。

そして、子供たちだけで遊べる治安の良さもあります。

中国も含め、他の国も日本のように
子供たちが伸び伸びと遊び、才能が伸ばせる環境が
整うことを祈るばかりです。

以上、簡単ですが
1年住んで気付いた
中国のサッカー事情についてでした。

読んで頂きありがとうございます。

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