無題~2023.10.10~
深夜零時
明日に支障がない時間で
僕はこれを書く
夜どうし何かに耽るには
ぼくはもう若くないし
わかくない…………
若さは
わかさは…………
現実で歳をとる
若さは
わかさは………
現実が重なる程
眩く光る………
僕は若さを失って
わかさに目が眩む………
明日に支障のない
安牌な時間に
わかさを取り出して
若さを取り戻すんだ
安牌な時間の
安牌な生活
若さには安牌なんて言葉はなくて
若さの勢いでなんにも出来なかったぼくが
安牌の中で若さを思い出す
明日に支障がない時間に……
醜悪な年寄りの姿だ