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孤独な試作者の夢想

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日々の実践・作ったものなどについて書いていきます。
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2019年5月の記事一覧

SFはなぜこんなにも面白いのだろう。

今までこのNoteではたくさんの本の紹介をしてきました。 さらに、「物語」の文法まで紹介したりしていて「さぞかし物語が好きで文学少年であったに違いない」と思われるかもしれません。 でも、本を深く読み始めたのは大学生になってから。高校生までは「テニス」に明け暮れる少年でした。 私はどちらかというと本は苦手で、図鑑好きだったのですが、なぜかこれはハマる!という本がありました。それは「十五少年漂流記」でした。 なぜこれが面白かったのか、それは今になって思うと「現実の条件下で

Swift Playgroundsのコンテンツが大幅アップデート!(1)【ライト、カメラ、コードをやってみた】

以前ご紹介したSwift Playgrounds。 iPadさえあれば動かし、プログラムを学ぶことのできるこのツールは簡単で便利だったのですが、コンテンツの幅が広いわけではありませんでした。 そんななか、最近Swift4.2に対応していたものから、Swift5.0に対応したコンテンツが公開され、今までと違ってカメラやセンサーなどのツールを簡単に学ぶことができるようになりました!! コードを学ぼうのコースは、依然として学ぶのに適した細かいステップを提供してくれます。「ライ

Halocode2台をインターネット経由で接続する

Wifi搭載のHalocodeは色々な遊び方ができる、ワクワクするデバイス。 前回は、ローカルネットワーク(つまり、直接Halocode同士をつなぐこと)によって、二台を同期させることができました。 今回は、二台のHalocodeをインターネット経由で接続する方法を試してみたら、あっという間に簡単にできてしまったので皆さんにご紹介します。 Wifi機能とLAN機能の違い正確には、Wifi機能というよりは、インターネットを経由して使うことのできる機能といったほうが良いでし

Makeblock Halocodeを二台つなげる

以前のNoteでご紹介したHalocode。音声認識を活用して色を変えることができるようにしました。 今回は、Halocodeに備わっている「LAN」機能を活用して、近い距離で二台を同期させてみました。 LAN機能の仕組み LAN機能は基本的にHalocodeに2つの役割を与えることができます。 一つは「ルート」、もう一つは、「ノード」です。 上の図のように、「ルート」は、送信のみ、「ノード」は受信のみの機能を有しています。 今回は、モーションセンサーの値をルート

Swiftでタイピングアプリ制作(6)〜Cloud Firestoreを使う②〜

さて、5/16から少し寝かせていたタイピングアプリ制作のエントリですが、ようやくこちらに着手する時間ができたので、なんとかFirestoreを使えるようにならんものかと思案し、できるようになりました! 前回のできなかった記事はこちら。 基本的には、GameViewController.swiftの「タイピングをした後に結果がでる」コードの部分にFirestoreのコードを追加するというものです。 丹念にエラーコードを見ると、原因も見えてきました。 原因1:書き込むファ

Halocodeの音声認識を実行することができた。

昨日のnoteでは、音声認識をオンラインのエディタで試し、うまくいきませんでした。。。 では、makeblockでおすすめしているmblock v5を使うとどうでしょうか? できる!と期待していますが、まずは落ち着いてダウンロード。 mblockを導入する。下記のサイトからダウンロードすることができます。 もしかしたら僕の回線の問題かもしれませんが、夜はダウンロードがめちゃくちゃ遅かったです。 逆にお昼にダウンロードしたらあっという間に終わりました。(約20分位)

Halocodeの音声認識を試してみた。

音声認識をすることもでき、「AI教育のためのツール」とも売り込んでいるMakeblock Halocode。 昨日はその小ささと、プログラムをhalocodeへ移すことへの簡単さに驚かされました。 じゃあ、音声認識をためそうじゃないか!ということでいろいろトライしました。 Step① Wifiに接続する。まず、サンプルコードを見てみると、「Wifiに接続」することが必要なようなので、そのプログラムを書きました。 Scratch Baseなのでいとも簡単に、接続のプログ

音声認識もできるマイコンボードmakeblock halocode

ついにmakeblock halocodeが日本でも発売となった!と聞いて、早速仕入れてみました。 正規代理店は下記のJ-Roboのようで、購入から一週間とたたずあっという間に発送してくださいました。 https://www.j-robo.jp/products/detail.php?product_id=2014 halocodeのウリは、「Wifi内蔵」「AIを使える」「ハイスペックのチップ」「色々なセンサーがある」とのことです。日本で発売されたということでちゃーん

Swiftでタイピングアプリ制作(5)〜Cloud Firestoreを使う①〜

さて、ようやくFirebaseに接続することができた前回でした。 今回はようやく接続することができたので、ログを保存するために、Cloud Firestoreを接続するところまで実装したいと思います。 データベースを作成する。 まず、Firebase Consoleにアクセスして、今回制作しているプロジェクトを開きます。リンクは↓ 左のメニューバーにある「Database」を押します。「Database」とは、わたしたちのデータをオンライン(Firebase)に保存して

Swiftでタイピングアプリ制作(4)〜Firebaseを導入する②〜

前回の記事では、Firebaseのために必要なファイルを導入させるところまで記事にしました。ターミナルその他の使い方がわからないと若干厳しくもありましたが、ひとまず、必要なファイルは入れられたはずです。 さて、前回実はインストールできていたようで、エラーメッセージが出ており、インストールはできていませんでした。 XCode 10, iOS 12.2, Swift 5で開発していますが、 下のようなエラーコードを吐いていたので、修正をしました。 [!] The plat

Swiftでタイピングアプリ制作(3)〜Firebaseを導入する①〜

前回の記事ではキーボードのログ、とまでつくることは難しかったのですが、タイピングしたテキストの変遷を記録することができました。 今回は、FirebaseというBaasを使います。簡単に言えば、データを保存したりする場所をつくってくれるサービスです。 まずはプロジェクトを作成しましょう。FirebaseはGoogleのサービスなので、Googleのアカウントを作り、下記のリンクにアクセスします。 アクセスをしたら「プロジェクトを追加」を押します。アプリの名前を入れて、新し

Swiftでタイピングアプリ制作(2)〜キーボードのログを取る〜

前回は下準備にだいぶ手間取りましたが、ひとまずキーボードを表示させるところまでつくることができました。 タイピングを練習するにあたって、可能な限り現実のタイピングに近いものとしたいので、「様々な長さの文章」を練習できるようなシステムにしたいと思います。 世の中の多くのタイピングアプリは単語が出てきてそれを打って、打ち終わったらクリア。ある程度の時間が経ったら、終了してどのくらいのスピードだったか計測されます。 様々な長さの文章を打つことで、文脈のある文章や、簡単な練習法

Swiftでタイピングアプリ制作(1)〜下準備編〜

Swift言語で、iPadでタイピングの練習をすることができるアプリを制作しよう!ということで、まずは下準備、どんな構成にするかも(妄想も)含めて企画し、今回はアプリの画面にテキストボックスとキーボードを表示させるところまで実装します。 アプリケーションの構想 当然タイピングアプリなのでタイピング画面が必要ですが、その他にも幾つか要素を入れる必要があります。 ・スタート画面(レベル選択を行える画面) ・タイピング画面(実際にタイピングをする画面) ・記録確認画面(自

Swift Playgroundsで遊ぶ(3) liveViewを使ってウェブと地図を表示する。

前回は「図形」テンプレートで各画像を表示させるプログラムで座標を元にして図形を描いたり、画像を表示させたりしました。 今回は、PlaygroundPageの機能、liveViewを使って、そこにウェブブラウザー(ウェブサイトを見るための仕組み)と、マップを表示させます。 空白のテンプレート今回は空白のテンプレートを活用します。 空白のテンプレートはまさに「空白」プログラムを書くためのスペースしか用意されていません。 ここで少し心配になってしまうかもしれませんが、安心し