友達に自分の思いを伝えたときのこと

今回は備忘録的なものになってしまいますが、この日に感じたことを絶対に忘れたくないと思い、書き残しておきたいと思ったので、記事にしたいと思います。
まずは、自分の身の周りの事について書いていこうと思います。
僕は、タイトルにある、「友達」を自分から作ることは昔から苦手でした。現在社会人数年目の20代ですが、生まれてから、高校までは地元で過ごし、高校卒業後は、県外の地方の大学に進学し、大学卒業後は、地元に帰ってきて、就職をしました。そんな中で、できた友達は本当に数えられる程度です。小学校、中学校の時には、自分が小学校からやっていたスポーツを通してできた友達と、その友達ともう一人の友達の計３人。高校時代には、同じスポーツを続けていたので、そのスポーツを通してできた友達が、６人。大学の時も同じスポーツを続けていたので、その時にできた友達が５人くらい。社会人になってからできた友達は０人です。本当にあまり多くないです。そんな中、今でもよく遊ぶ友達が２人、今でもかかわってくれる友達が１人という感じです。ちなみに今でもよく遊ぶ友達は、高校時代にできた友達です。
今回記事に残しておきたいと思った出来事があったのは高校の時にできた友達の事です。
この友達とは、高校卒業後は僕の通う大学からは遠いところに進学していたため、年に数回会う程度でした。年に数回あったときにはすごく楽しく過ごしていました。大学卒業後は、僕もその友達も地元に帰ってきており、休みも殆ど一緒であったこともあり、よく遊ぶようになりました。この友達とは、いろんなところに一緒に出掛けたり、いろんな話をしたりしました。行ったことと言えば、サーフィンをしにいったり、ボルダリングに行ったり、おしゃれなカフェに行ったり、温泉・サウナに行ってみたり、買い物にいったり、ごはんを食べにいったりなど本当にいろんなことをしました。話をしたことと言えば、仕事が大変だということだったり、本当にふざけたことだったり、自分は女性があまり得意ではないので、その相談をしたりなど本当に様々な話しをしました。特に女性関係では、いろいろ助けてもらいました（今も助けてもらっています笑）。ある時には、僕が、友達から紹介してもらった女性と初めてのデートに行く約束をした日を一日間違えており、その友達と食事に行っているときに気づき、速攻で準備してその友達に送ってもらったことがありました。本当に感謝しています。今では笑い話ですが、その当時は汗が止まんなかったです（笑）。また、別の時には博物館に女性と行きました。その日は車で一緒に行っていたので、帰りに女性を家まで送りました。その女性が車から降りるときに、今日はありがとうということで、プレゼントをもらいました。そのもらったプレゼントは「石」でした。石と言っても、博物館で売っているような、名前のついた〇〇岩、〇〇石みたいなものでした。さすがに「石」をもらった時には驚いて、どうゆうことかよくわかんなかったので、家に帰って速攻その友達に話ました。すごく笑われました。その友達にいろいろ話している中で、わかりましたが、その女性が僕がなんとなく、この石きれいだねみたいな話をその女性にしたことを覚えてくれていたみたいで、僕のために買ってくれたようでした。
話が脱線しましたが、この友達はそんなような話もする、数少ない何でも話せる友達です。

そんな友達がある日、大学卒業後入社した会社を退職しました。きっかけはいろいろあると思いますが、今はここには書きません。その友達は、自分の住んでいる地域を盛り上げたいという思い、目標をもって活動をするために退職したそうです。その友達は、地域を盛り上げるために、地域の様々な催事に参加したり、将来自分の会社を持ち地域を盛り上げるために、日々活動しています。僕もその友達が地域の催事に参加するときには、行ける限りでは手伝いとして参加させてもらっています。
その手伝いとして何回か参加しているうちに、その友達が本気で地域を盛り上げようとしている思いや、すごくいきいきと働いている姿を見たり、感じたりすることが何度もありました。いつしかその友達に「尊敬」という思いと「いつか一緒にはたらきたい」という思いを持つようになりました。
ただ、僕は今までの人生から、かなり保守的な生き方をしてきたので、きっとこの友達みたいに仕事を辞めることはせず、今働いている会社で一生働き、空いているときには友達の手伝いをするようなかかわり方をするのかなと何となく思っていました。また、きっと本人にそんな思いを伝えたところで、今までの自分だと、思いを言ったけど何も行動せずダサい形で終わってしまうだろうなと思っていました。
しかし、ある方からその思いは、ぜひ友達にぶつけてみたほうがいいというアドバイスをいただきました。そのアドバイスを受けたときには、「言っても無駄かな」「言ったところで現実は変わらないだろうな」「言うのにめっっちゃ勇気がいるな」と感じましたが、勇気を出して伝えようと決心をしました。
たまたまその決心をした日に、友人と会う予定がありました。その予定は共通の友達のために誕生日プレゼントを買うという予定でした。誕生日プレゼントを選んでいるときは、真剣に選んでいるつもりでしたが、頭の片隅に伝えなきゃという思いがあり、プレゼント選びに集中できませんでした。プレゼントが決まり、買ったあとタイミングを見計らって言おうと思っていましたが、なかなか言い出せずそのまま家に帰る流れになりそうだったので、とりあえず時間を引き延ばそうと友達を食事に誘いました。その友達は快く受けてくれて、丸亀製麺にうどんを食べに行くことになりました。店に入って適当に話しながらうどんを選んでいました。友達はとろたまうどん的なもの、僕は明太釜玉うどんを食べました。その後レジに進んでいきましたが、食事につき合わせてしまったので、申し訳ないなという思いから、友達の分も支払いを行いました。食事はカウンターで取ることになりました。そのため、さすがにここじゃ話ずらいなと思ったので食事後自分の乗っている車の中で話そうと思っていました。
食事後、店内を出て、自分の車で雑談しようと友達を誘いましたが、最初の方はまだ言う決心がついていなかったので、適当な話しをしていました。その後僕も落ち着き、そろそろ話せるかなと思ったので、勇気を振り絞って伝えることができました。友達がいきいきと働いている姿を見て、僕が将来的に友達と一緒に働きたいと思っていること、僕がどんな風にかかわりたいかということ、僕が今得意だと思っていること、本当に友達のためなら何でもやるから言ってほしいことなど、思っていることをすべて伝えました。
その時に友達から返ってきた言葉は、いろいろありましたが、自分の心に残っている言葉は、「本当にうれしいな」という言葉でした。この言葉をもらった時に僕はすごくアツい気持ちになりました。また、自分の思いを話している内に自分の中でやってやるぞ、言ったからには行動するぞという気持ちが芽生えてきました。またこの思いは絶対に忘れてはいけないと思いました。また、勇気を出して言ってよかったなという思いも芽生えました。
その後、１時間くらい話をした後、次の日も仕事であったため、帰宅し、家事を行い就寝しました。その次の日、いつも通り出勤しようと玄関のドアを開けたときに、その日が晴だったこともありますが、そとの風景がめちゃくちゃ明るく見え、視界がすごくクリアになった気がしました。この時に再度心から、本当に思いを伝えてよかったなと思いました。
長々となりましたが、以上が友達に思いを伝えたときの話です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後また適宜修正をしていきたいと思います。