結論から先に話す方が...
確かに分かりやすく、伝わりやすい。
これは定説ですよね。
コミュニケーション術の王道
みたいなイメージもあるかと思います。
前置きやプロセスが長いのは、自信の無さの現れ、
伝える能力の低さが浮き彫りになります。
ゆえに会社でも、学校でも、
「結論から先に話しなさい」
と教わる場面が多く見受けられます。
ただ一点、忘れてはならないのが、
結論だけ言えば良いわけじゃない。
最近、結論から先に言う人はいますが、
その結論に至った経緯や、プロセスをほぼ話さない。
経緯の説明など時間の無駄のように
話す人が残念ながら多くなりました...。
自身への評価、時間の無駄を無くしたいあまりに、
血の通ったコミュニケーションを省く人
とても多い気がします。
下手なコミュニケーションは、
確かに評価を下げる場合がありますが、
結論だけを突き付ける血の通わない伝達は、
評価の良し悪し以前に、無関心を生み出します。
評価が下がったなら、挽回はできますが、
無関心は、一旦陥ると手の打ちようがありません。
結論を話し、経緯を説明し、相手の意見を聞き、
建設的に先行きを構築する。
この手順を踏んでこそ、良いコミュニケーションとなり、
更に良い結果、結論を導き出せると思います。
ではでは。