初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【6】 再送
皆様、いつも本当にありがとうございます。
【6】アメリカ留学の目的は、「自立」でした。
ここで、振り返ることにすると、10代の頃の私は、自分の軸というものが全くと言っていいほどない男でした。常に自分にとって楽な道を選択し、自分では大きな決断などできない有様でした。
両親に依存し、教育熱心な母の敷いてくれた安全なレールの上を歩くだけです。太平洋戦争経験者である厳格な父は大変怖く、見つからぬように若干の悪さはしましたが、大きく逸脱することなどない中学・高校時代でした。そのまま、大学に入り、授業に出ずに怠けていたため1年で留年します。そして、3年も終わる頃になり就職を意識した時に、いよいよ焦りを覚えたのです。
「このままでは俺はダメになる。本当に、何一つ自分で決められず、楽で易しい道を選択し続ける人生を送ることになる。それでは駄目だ!」
「自分の弱さを克服したい。常に困難な道を選択できる男になりたい!」
心の叫びが聞こえ、胸が張り裂ける思いでした。
つづく...
どうかよろしくお願いいたします
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