初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【2】 再送
皆様、いつも本当にありがとうございます。
【2】比較的安定しているサラリーマン生活に終止符を打ち48歳で独立するということは、自分にとっては非常に大きな勇気を必要としました。
最後の最後まで悩みましたが、結果的に退職を決める要因となったのは、<両親の死>と<本当に好きなこととの出会い>の2点でした。
一人っ子である私は、自分が33歳のときに母、45歳のときに父を亡くし、「人生は有限である」ことを痛感します。
そして、入社以来、不器用ながら何とか自分の個性を発揮できるよう目の前の仕事にぶつかっていき、それらの仕事を通して「自分が本当に好きなこと」を発見できたのも、丁度、父の他界の時期と重なります。
「人様のお役に立ちなさい」。これは、父母の教えでした。十分に果たせなかった親孝行。せめて私は、自分の大好きな「心を文字にすること」で、その教えを懸命に守ろうとする息子の姿を天国の二人に届け続けると心に誓ったのです。
つづく...
どうかよろしくお願いいたします
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