コロナ禍の自粛、という大人都合の意思決定の裏側にある、見過ごしてはならない真実
■はじめに
アソビュー社で骨太な調査リリースを出しました。
「コロナ禍で子供たちの余暇の過ごし方にどう変化が起きているのか。それが成長や情緒形成に影響を与えているのか」という趣旨のアンケート調査を実施し、5,000名以上のアソビュー!ユーザーの方にご協力頂き、解答を得ました。
ご協力頂きましたアソビュー!ユーザーの皆様、本当にありがとうございます。
■調査結果
9割のご家庭で遊びやレジャー体験は子どもの成長や情緒にポジティブな影響があると思っており、8割のご家庭の子どもがコロナ禍の余暇の過ごし方に影響があり、かつ、それに応じてストレスを感じているということでした。
報道では自粛や自制、国民への協力要請が再三されています。しかし、直接メディアで発信できない子どもたちは、それによって大きな影響を受けている事実が浮かび上がってきました。
■なぜ実施したのか
こどもの日に書かれたフローレンス代表 駒崎さんのnoteを拝読し、課題認識が顕在化しました。
2年連続 GW期間中に緊急事態宣言の発出があり、実際に当社の流通額・売上には多大なる影響があります。
しかし売上というまとめられた数字は、ひとつひとつの意思決定の積み重ねであり、大切な人生のドラマでもあります。詳細に紐解いていった際、実は子どもが元気に遊ぶ機会、思い出を得られる機会であったのだと改めて強く実感しました。
■どうするのか
先に断っておきますが、緊急事態宣言や行動制限を批判では一切ありません。調査結果の事実に対して、批判ではなく行動で解決につなげていきたいという純粋な想いです。我々は遊びの会社として、「子どもたちに遊びの機会を提供する」という方法で、大人としての責任を果たします。
具体的には、2021年5月22日(土)〜7月21日(水)の期間で「子共の遊び応援プロジェクト」を実施いたします。本プロジェクトは全国の同じ思いを持ったレジャー施設様と連携し、大人1名につき子供1名が無料で利用できるというもので、ゴールデンウィーク期間を2年続けて我慢をしてきた子供たちに安全に楽しんでいただく環境の整備を目指しています。
プロジェクト開始時にまた詳細をご案内しますが、こういう意見表明、課題解決の仕方もあるよ、ということをここにご報告します!