見出し画像

吃音症改善したよ 声を出す筋肉 【vol.9】

どうでしょうか。練習して、ラビットマウスの口から

「ファ~~~」「ヴァ~~~」 FとVの音全部出るようになったでしょうか。変な口とか言わないで下さいね。それ正しい発音の位置なんですから。

 ちなみに今はまだ声が上手く出ないのが、姿勢が原因なら、ある程度なら改善すると思います。

 反り腰とか、首が前に出ているとか。僕も姿勢悪かったので、よっぽど猫背とかでなければ大丈夫だと思います。

 家で目線ぐらいの高さから、例えば200の音量で出せるようになれば、外でも100の音量で話せると思いませんか。僕は必ず出せるようになっていると思います。

 僕も家にいる時は、口より下のライン70%ぐらいで話してました。喉が開かないから、安静にしていた方がいいのかと思って、パソコンやってたりしてました。けど、いざ外に出て話すと、そこは使ってない残りの30%の場所だったりします。やっぱり出ない事が多かったです。

 これからは口より上のラインで50%は話して下さい。練習の時は100%です。でないとやっぱり、人に向かって届ける声が出ないんですよ。

 みんなが、電話、お店の注文で声が出ないと言っているのがわかります。電話の時ってあご下に引いてるし、声もどちらかというと、相手に向かって届ける声になってます。お店の注文もメニューを見て、下を見ながら話す声です。やっぱり、家で話す時と違うと思いませんか。メンタルじゃないんですよたぶん。

 ただでさえ背中の筋肉で後ろに引っ張られているのに、リュックサックなんて背負ったら、もっと出ませんでした。

 練習の時は、あごを地面と平行から、上に向けちゃって良いと思います。それで話せる声量が大きくなれば、話しやすさが改善するはずです。

 もしくは自分が声が詰まると思われる角度から、上に声、目線、首引っ張って見て下さい。響く場所を動かすって感じですかね。僕は正直、家で話すのと、外で話すのとでは角度や声量が違うと思います。なので、家でやっている動作が外でもできれば、話せるはずです。後はメンタルもありますが、同じ動作であれば必ずできるはずです。

 「アーニャピーナッツが食べたい。」というセリフが、大きな声で、鼻の上の方から出せるようになれば、あなたの吃音も改善に近づいています。

 出ない言葉があっても、そのまま声を途切れず、続けるんですよ。出ないのはまだ喉か首の筋肉が戻ってないだけだと思います。頬の筋肉もそれで鍛えられています。

 マニュアル車のように、ギアのクラッチは繋ぎっぱなしです。下手に1速から2速に変えるのに、何度もクラッチを踏んではいけません。

 良い例えだと思ってたんですが、多くの人にはわかってもらえませんでしたね。

 ところで吃音症の症状として、私の経験ですが、お伝えしたい事があります。

 ご飯を食べている時は、自然と声が出ました。これは、頬の筋肉を動かしていること。そして、喉を響かせて声を作る事ができないから、自然と鼻で息を吸って、鼻腔を使って話しているからです。

 他にも、カラオケの後の清算時には声が出ました。背中の筋肉がほぐれ、まだ響かせる感覚が残っているからだと思います。

 僕はあまり吃音症の人と会った事がありません。ただ筋肉を戻し、正しく動作させ、話す感覚を取り戻す。他には、姿勢を正し、話す声量を取り戻す。この2点は重要なことだと思ってます。

 筋肉は筋トレではなく、話していれば勝手に手に入る筋肉の事です。
 
 また、良い姿勢は軽くお腹に力を入れた状態で保つことができます。流石にずっと入れっぱなしではなくても良いとは思いますが。
 
 スポーツしてる時に方向転換する時に使う腹筋みたいな感じです。

 僕は、色々と練習して治してきました。周りの人も、話す回数や練習方法を試す事で、吃音の改善に繋がると考える人もいます。

 外で話さなければいけないというわけではなく、家の中でも外と同じ、もしくはそれ以上の声量で練習してみて下さい。

 もしあなたが吃音症はメンタルが原因で、安静にしておいた方が良いと伝えられていたら、僕の考えも視野に入れておいて下さい。よろしくお願いします。


 さて、運動してる時は声が戻ったり、試せば喉から音を出し続けていられたりするのであれば、僕は吃音症の理由をこう考えています。

 声を長い間出す事ができなかったため、筋肉、体の動作が戻っていないからだと。

 これがメインの原因である。だから、7割の人が治るのに、誰も治った原因をいう事ができない。

 証拠は何もありません。ただ、話せば話すだけ良くなるし、声の出す動作、感覚を掴めれば改善スピードが変わります。

 メンタルが原因であったり、僕の症状がみなさんと違っていた可能性があることもわかっています。ただ、これが原因である人もいるのであれば、伝えるのが早い方が改善も早くなるのがわかっていたので、書かせて頂きました。

 僕が吃音症の時に、一つ気になっていた感覚があって、仰向けの時はなんで、声が出て、後頭部が響いて声が出せるんだろうと考えてました。

 筋肉が重力のダメージを受けないからだとか、姿勢が悪いからだとか考えてました。ただ寝ている時は、音を響き渡らせやすいだけで、実際に話す時とは違うと今は思ってます。

 口を小さく開ければ、その分振動を作れるといったあれです。

「オニオンスープ」が言えなくても、「ウォニオンスープ」なら言えるんじゃないかという考えです。自信ないけど、半分ぐらいは合ってると思います。たぶん。

 話す時に後頭部を響かせる音を作るのって、本当は相当難しいんですよ。有名な芸人さんが「こんにちわ~~~」っていきなり言うあれぐらい難しいです。

 横になってる時は言えるのに、なんで外だと言えないんだろう。不思議でした。

 吃音症だと、イメージでこの音はでるんだ。と言う所と、実際はちょっと難しい音だという違いがあると思います。

 基本下を向くと、音は下に落ちるし、上を向いて声を出せば、相手に届けるような声を出せると思ってます。

 正直僕は一人で悩んで治して来ましたが、他の人に聞いてみた方がおそらく治るのは早かったです。

 どこにも僕が言っているような事は書いてないかもしれませんが、僕の一言で、少しでも新しい情報となって、手助けできたら嬉しいです。

 ここまで読んで頂きありがとうございました。お互い頑張っていきましょう。

 


いいなと思ったら応援しよう!