吃音症改善したよ 吃音症の改善 ~歌うように話す~【vol.32】
この歌うように話すという文章を書いた理由は、自分のやり方がちゃんと伝わっているか確認するためです。なので、同じ内容になると思いますが、もう一度チェックします。読んでない方はvol.30の僕の猫からのラストメッセージを読んで下さい。第2部になります。
僕は正しい姿勢や、壁に後頭部をつけて話す時は、舌の位置は畳まれて、上にいるみたいです。なので前に舌の基地にいると書いたのは、感覚的には間違いではなかったみたいです。あれは間違いなんですが、引いて喉側ではなく、引いて上側がたぶん正しかったです。
正しい姿勢では話しづらいという方は、この後の文章を読んで、もう一度感覚を掴んで下さい。舌は引いて浮いているかのように上側です。しばらくは声が出ないかもしれませんが、やっていれば出るようになるはずです。
これも気になったのですが、確認したかったのはもう一つあります。
次の文章をまた、16分音符の速さでお願いします。
「オアイウ オアイウ オアイウェオー♪」
大丈夫ですね。では次です。
「アイウエ アイウエ アイウエオー♪」
良くできました。
それで気になったことは、もしかして舌を伸ばした時に、最初の音を口で作ってないかということです。
「タカタカ♪」の時は、舌を引いて舌先が上あごから離れた時に、「た」の音が舌の上で作られると書きました。こうしないと次の「か」の音に間に合わないですね。
『つまり音を作る時には、舌は引かれて、上あごに着いている。音が出るのは舌先が離れて、舌の上で鳴っている。舌が伸びる時には、もう音は完了しているということです。』
「た」の音はこうなりますよね。舌先が離れた時に音が出ます。そして舌の上で鳴っている場所は、口を開けた後の舌ではなく、上あごと舌先が離れた3mmぐらいの空間で音が鳴ってます。
何だか不安になって戻って来てしまいました。「お」と「あ」の音を、口を開けて、舌が伸びた時の舌の上で作っていないか気になったからです。僕がやって欲しかったのは、舌先が上あごから離れた瞬間に出る音です。たぶん「た」の発音の場所より、手前側で上あごから舌先が離れますが、同じようにできるはずです。
練習すればすぐ気付いてくれるとは思いましたが、重要な事だったため、再度伝えに来ました。舌先が伸びきった所で作る音と、舌先が上あごから離れた所で作る音では作る場所が違います。「あ」でも「お」でもそれは間違えないで下さいね。これで大丈夫でしょう。
『音を作る時には舌を引いて作る。そして舌先が上あごから離れた瞬間に「PON♪」って音が舌の上に作られる。なので意識は上あごと舌の間の狭い空間を空気が通る所にあります。』
これが吃音症の人と改善した人との違いです。電話で声が出ないという人や、喉で声が詰まるという人に伝えたいですね。僕の文章は自由に張り付けたり、YOUTUBEやそのコメントでも使っていいので、多くの人を救って下さい。
同じことの繰り返しになってしまっている所はありますが、この文章吃音症の人であっても、たぶん知らない人の方が多いはずです。声の出る場所が違いそうだと思う人がいても、声の出し方が違うとは思わないでしょう。あなたはたぶん気付かなかったはずです。
そしてなぜみんなこれに気付いてないと僕が思っているかというと、これは歌を歌うのに近いからです。吃音症の人はほぼみんな歌が歌えます。あなたの好きなリズムを刻む時に、舌先と上あごで音を鳴らしませんか。これができれば僕のやり方ができるはずです。好きな楽器のリズムを舌で鳴らせるはずです。
ちなみに僕は話すのもだいぶ歌のようにリズミカルにできるようになった気がします。なので、あなたがリズムを刻めれば、良くなっていくとは思いますが、まだ効果は未知数です。僕しか実験対象がいないからです。
けれど、歌を歌う時は、意外と喉ではなく、舌先と上あごを多く使いそうなので、僕のやり方は多くの人に役に立つと思います。家では声が出るのであれば、やり方を覚えれば歌のようにできるからです。
何だか歌うように話すのが、もし上手くいかなかったらと思ってしまいました。僕も鼻腔の高さまで響かせるのに時間がかかりましたので、すぐには効果が出ない人がいる可能性があるからです。しかし、多くの人は家では話せるんですよね。
口を開けて、舌を伸ばしてからでも「あお」の発音が作れるのは、僕も知ってます。けれど舌を上あごから離す瞬間に音を作るのはたぶん知られてないです。これを知っている可能性があるのは、話し方を見れば改善した方です。
理論的には僕が伝えたかったことがわかってもらえていると思います。実際にはある程度の効果があるはずです。しかし、吃音症で悩んでいる人に対して、歌のように軽やかに上あごの近くで、あなたの音は作る事ができると伝えることができないかもしれません。これができれば、今までとは違った話し方ができるでしょう。
そして、おそらく2週間もすれば、無意識でこの話し方ができると思います。その時にもう一度できているかチェックして下さい。
僕は前回話した口先で話すやり方を試してました。ここで話していれば唇が振動して、話している実感が湧くと思いますし、マスクをしてたらこの話し方がメインになりそうです。
しかし、このやり方は、舌をずっと伸ばしてしまう話し方になりやすい。音を作るのが、振動している口の高さになる。唇が上下のどちらかというと下方向に開いてしまう。僕の場合は、今はこうなってしまうのでやめました。別にこの話し方を否定しているわけではないです。声が戻るまでは良くないと思ったため、今はやらないです。
2週間後にあなたが、今まで調子良かったのに、声の調子が悪くなりかけの時があったとします。その時に選択肢は、楽に話す。口の先を振動させて話す。無意識で話す。これ以外にもあると思いますが、大きく分けるとこうなるでしょう。そして無意識といっても、言葉を気にせず、両方を混ぜた話し方に近くなると思います。
その時に忘れないようにここに書いておきますね。僕があなたにやって欲しい楽に話す方法は、口の真ん中より上側で全部話すやり方です。極端に言うと口の上唇だけを開けます。そして、舌が一回動くごとに声は出ます。16分の話し方の時に、わかってもらえたと思います。なので力は要らなくて、声は舌が動けばそれだけで出ると思って欲しいです。
そして慣れて来たら、声は鼻の頂点から出してもらいたいです。無意識にできるようになれば何となくわかってもらえると思います。もちろん上あごで声は作るんですが、出る所を変えれたらここでお願いします。舌の動く場所も、意識は口の真ん中より上ですよ。伝え忘れる所でした。
この2つは全然話し方自体が違うはずですので、迷った時には心に止めて、家では沢山練習してみて下さい。これがあなたが歌うように話すやり方です。
ここまでが僕の猫からのラストメッセージの説明です。後は僕からのラストメッセージを送ります。
この予定でしたが、この第2部を理解してもらいたいため、これは第3部に書きます。歌うように話すのは、このようにあなたの話し方を変えることができるかもしれません。慣れれば難しくないはずです。必ず覚えて下さいね
僕の猫からのラストメッセージ読んで頂きまして、ありがとうございました。