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発声障害改善したよ コラムを書きます36【vol.166】

 前回の追加で書いていた所が気になったので、ちょっと書きに来ました。

 マックの注文の時にどのように話していたかですね。

 ちなみにかかと重心と書いているのは、歩いている時に足の中心で支えている所という意味です。なのであまり気にしないで下さい。

 どうしてみんなが「あ~と」「え~と」と使っているのが何となくわかりました。この前舌の腹に力を入れて話したら、しっかりした声が出て自分がびっくりしました。または大きな声でいきなり話すと、店員さんがびっくりするから。こんな所かと思っていました。

 これはかかと重心から前側に重心を置きます。この時に左肩でロックされていると、肩が内側に行かないので、軟らかい声が作れないからです。

 「さん」の時に足元にボールを落としたいとします。その時は左肩の力を抜きます。話す時もこれと一緒です。

 注文の順番が来る。歩く。話す姿勢を取るということです。

 そうなると「あ~」という音を3つに分けることが大事です。

 ①はかかと重心側なので結構しっかりした声で話し始めると思います。

 ②は左肩を内に入れながら、前重心の姿勢の声です。ほとんど声は一瞬ぐらいなイメージです。

 ③は他に比べて力が入ってない声です。口の後ろ側から足側に向かう声です。あくびのイメージに近いです。

 ただこの後の「と」はちゃんと話す声の場所です。いつもの場所まで上げてから声を出して下さい。

 
 ③の上から下という声は、普段はほとんど使っていない感じです。意外と使っているかもしれませんが、姿勢が戻るまでは使う必要はないかもしれません。

 この3つは、姿勢が違うか、力の入り方が違うということですね。ちなみに僕はこの動きはいつも、右肩ではなく左肩です。

 僕の文章が不思議だと思われるかもしれませんが、僕は話している人は同じように話していると思います。違うかは自分の耳で聞いて目で見て、確かめてみて下さい。

 なので注文の時に、この3つの「あ」を使いこなすクッション言葉を沢山使ってみて下さい。全部使えるようになれば、「ア行」も言いやすくなるかもしれません。

 これで自分過去の記事で、「声を出すのに、一度時間を使っている気がする」という意味がわかりました。鼻呼吸で姿勢を変える。柔らかい声を出すために、左肩の場所で力を抜く。さらに口の後ろ側で声を上げてくる。今考えればわかります。

 ちなみに③で、上から下の声は普段あまりやらないと言いました。けど下から上は普段から沢山使います。口に少し水を含んで、口の後ろ側から声が上がって来る感じを掴んでみて下さい。

 
 次は声を出す姿勢です。

 話しやすい姿勢は台風などの風が強い日に、後ろから押されている姿勢ですね。そのように思いました。特に左肩の所を上に前に押されている時が、一番話しやすいのではないかと思います。

 実際に試したわけではないです。けれど肩の所を自由に使えれば、口も横に広く使えます。そして頬の前側も、姿勢ができていれば、別に無理に使おうとしなくても勝手に使われる物だと思います。

 何だか2行で終わりました。肘の動きはまた最後伝えます。

 ちょっと話を変えまして、英語だったらやっぱり発声障害はほぼない物だと思います。それは歩いている姿勢から、そのまま声が出るからもきっとあります。

 僕が伝えた鼻呼吸で、舌を高い所に持って行って浮かせる。または左肩を、高く前に置く。この必要がたぶんないからです。

 話す時にたぶん前重心はあります。けれどスポットの舌が伸びているか丸めているかを考えるよりも、「T」「S」「L」の発音の時点でたぶん柔らかく使ってます。だから1回で声を出す感じで、気にする必要がありません。

 伝えたかったのは、日本語でも、スポットの舌は柔らかく使えていれば問題ありません。一旦浮かしてから、体重を支えても個人的には良いような気はします。

 さっき言ったように下手に伸ばさなくても、前側が使える姿勢が戻れば、鼻呼吸で柔らかく丸める感じで良いと思います。結局は普通に話せる人は、舌の先(スポット)は浮かしてないかもしれません。普通に離すのはダメです。けど上の後ろに動かすぐらいなら、問題ないと僕は思います。

 急に何でこの話をしたかはわかりませんが、次でももう一度伝えます。前重心で舌のスポットと腹で支える。話す時には舌の腹が先に離れる。そうなるとスポットで柔らかくしっかりと支えながら、声を出すことになります。(さっき言った通り、力で支えるのはダメです)

 自分が書いていた記事ではこうなるんですが、まだここまで行けてないんですよね。ただもう少し話せるようになると、スポットで支えそのまま声が出る予感はします。

 普段の時は、後ろ側からの柔らかい声で大丈夫です。

 ちょっと長くなってしまいました。けれどこれはこれで、大事なことだと思います。

 (後で気付いたんですが、僕のだとスポットから上の歯の内側になってしまいます。これでも正しいと思います。)

 (ですができるのであれば、上の歯は上にやって、その下に舌先を持って来て話した方が良いです。実際は発音があるため、そこにはあまりいないはずです。その時に肘も大きく開いてあげると、口の開け方も歪みなく大きく開くと思います。)

 
 では右の肘の所も踏まえ、話す姿勢についてもう一度伝えます。

 僕は腕の所で話す姿勢を探しました。バレーボールのトスも違う気がするし、ブロックも少し違う気がしました。(これはこれで話せると思います)

 見つかったのは、1mのカバンを電車の棚に上げる動きです。話す動きがあるならここな気がします。腕を上げ、両端から押し込んで、最後に真ん中を押す動きです。

 話す姿勢が取れている時点で、もう前側を使う必要はありません。それは舌の場所と肩の場所で充分で、自然に使える状態です。後は腕の力を使い上に上げるように、声をその方向に上げる動きです。

 さっきあえて書かなかったのですが、上側を使えるようになれば、舌も上側で話せるようになりますね。スポットの所で押すような声の出し方もたぶんあります。けれど僕の順番では、まずは上側で使えるのが先です。

 最初は荷物は足の中心の重心で支えます。その後に、前側重心を作り、一生懸命戸棚に乗せます。その時の腕の動きは、これが話しやすい気がしました。

 家ではそこまで僕も前側の重心を作れてません。けれどこれならイメージしやすいと思います。

 右肘の動きなのですが、普段どこまで動かしてますでしょうか。右肩と連動したイメージです。実際の角度ではないですが、「0時~6時」があるとすると、全部使ってますでしょうか。

 腕立てや自転車で、僕は「3時から6時」が多かったみたいです。肩甲骨が下がる方の動きです。けど普段お風呂掃除やワイパーの動きがあるとします。そうすると、平行の「3時」を超え、「1時や2時」まで肘の角度を使えていたと思います。

 実際には平行の所で止まりやすいと思います。弱い声を使っていたら、左側で声を出そうとするので尚更です。しっかりと「1時や2時」まで肩を動かして、声を出してみて下さい。

 
 この文章を踏まえ、最後にもう一つお伝えします。

 話していた音は、ビブラートで言えば、「口の下から真ん中」ではなく、「口の真ん中から上」だと思います。

 そして意識して話す時は、軸が左側だから左側が多いと思います。これは僕も勘違いしていて、右利きだったら右側で動かすことも良くあります。無意識だったら右側が多いかもしれません。

 答えはわからないので、左右で声を出すのは50%とします。

 そうなると、右側で声を出すのは、「0時~3時」も含め、しっかり上側を使っていたと思います。右上を使うので、右肩が上がる感じです。

 この時に下あごは右側に動かします。それが楽な姿勢です。(僕は今は正しい使い方だと思ってます) ただこれは犬歯の所のスライドとは違うので、他の人からも目にはほぼわからないと思います。

 唇の所で話す時は、頬は両方たぶん内側に動きます。ただ下唇がしっかり上げた姿勢を取れているなら、たぶんある程度左右に動かしても問題ありません。

 だから左側で、フォロースルーの所だと力の抜けた感じの声だから、ここを良く使う。もしこう思っていたら、それは違うかもしれません。

 それよりもガクトが「肩の上で腕を動かすことが、今の人は少ない。」こう言ってましたね。右肘の所を意識して使っていれば、上側で声も出ます。外側も正しく使えていれば、元の姿勢に近いと思います。

 
 発声障害では、スライドして使っている。元の話している筋肉の動かし方ではないというのは、あり得ることだと思います。特に右肩と右あごあたりが硬いかもしれません。それは上側を使う。前側を使うということで元に戻るかもしれないです。

 話せば良いというのではなく、話さない時でも気にしてみて下さい。

 何となくまとまったので、これで終わりにします。

 例えば、唇の所で話す筋肉ができるまでは、肩は閉じる動きです。では高い所を使えるようになったら、肩はまた開いて、あごの動きは外側を使うようになります。

 完全に矛盾してますね。ただ僕はこれを無駄な動きだったとは思いません。時間はかかってますが、両方必要な動きだったと思っています。同時並行でできたらもちろん良いですが、そこまでの余裕はありませんでした。

 声を出すのはそれぐらい難しいことです。参考にしてもらえたら幸いです。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。


 
 

 

 


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