発声障害改善したよ2【vol.74】
ちょっとずつまとめながら書いていきます。よろしくです。
まず①は背中が硬くて引っ張られて声が出ない時です。
この時期は運動しても、むしろ筋肉が硬くなって大変でした。僕は口呼吸メインで良くしていきましたが、それが合っていたかはわかりません。ただ絶対ダメだとは思ってません。
口呼吸といえば、歌を歌っている時。走って「ぜ~ ぜ~」言っている時などですね。後頭部に向けて、肩、背中を引っ張って呼吸して、軟らかくしていきました。詳しくは過去に書いています。
背中を引っ張らずに、歯ブラシをくわえたまましゃべる様なイメージです。(これは良く使ってます) ラジオ体操のように「1~8」までしゃべりながらでも、上に筋肉を上げていければ、背中は軽くすることが可能だと思ってます。
この①の時期がどうやったら声が出るのかまったくわからない時だと思います。もし注射を打つことがあったら、イメージしてみて下さい。
②になると、お腹から声が出ます。声を出すのに、舌を下げた時に声が出る。口側から声が出るようになります。
鼻呼吸で下唇の動きが、腰の筋肉と連動することができる時です。逆に言うと背中が硬かったら、力強い声を出そうとしても、背中で声が止まってしまうと思います。その先にある所なはずです。
ここにいると、運動している時は大きな声が出る。食事をして、お酒を飲んでいる時は血行が良くなって、噛み合わせをしながらの発声になるので声が出る時もあったりします。
理論的には前歯同士が噛み合う口の開け方でも声が出しやすいはずです。出ない時もあるかもしれませんが、出る時ははっきりとした声になるはずです。
噛み合わせての発声と、腰の筋肉を使っての発声ができれば感覚的には話していた時と同じ感覚まで戻るはずです。「33%はちゃんと出る。」「33%は声が引っかかりかける」「残りの33%はしゃがれた声になる」こんな感じになると思います。
僕の考えですが、ここまで行くのに、できない発声を映画を見ながら2時間練習する。これよりもマリオテニスなどをやりながら、大きな声で「ハイッ」や「サー」などと1時間くらい発声する。この方が効果があったのではないかと思ってます。
理由は話すのに同じ筋肉ばかり使って、他が硬くなっていた。結局大きな声が出れば、引っかかって出ないということがなくなる。
後は短期間で効果が出ると思います。なので何だか声が出るんじゃないかと思ったら、運動しながら声を出すという機会を増やしてみて下さい。余裕があったらTVがあるカラオケルームで松岡修造ばりに、はしゃいでみて下さい。
③は僕が思っていることを書きます。①で背中が柔らかくなった。②で腰の筋肉もお腹の筋肉も自由に使える。こうなったらもう1つだけ試して下さい。
口の上の奥のスペースがちゃんと使えているかという事です。
なのでこうなったら、1度②の口から話すという事は忘れて下さい。話す時に舌の腹を上げて話す。むしろその場所を舌先で上げながら話す。
話せていた時にはこのやり方であっても、話せていたはずです。「カ行」「サ行」「ハ行」が何故か途中で止まってしまうなら、これが一つの原因かもしれません。
ちなみに全く同じ筋肉を使っているつもりでも、出たり出なかったりするので、別につっかえても気にしないぐらいのメンタルで挑んで下さい。ちゃんとした綺麗な声=正しい発声というわけではないはずです。たぶん良くなるかはわかりませんが、試す分には必ず必要な事です。
発声障害でも裏声力や、歌のサビでは声が出たりします。この上の奥の方の発声は、お腹から声が出るのであれば、声が出やすい所かもしれません。出るようになるかは僕もわかりません。
~~ちょっと休憩です。まとめといっても2000字ぐらいになりそうです。
僕は話すのに同じような筋肉ばっかり使って来ました。後になって思うのは、なんで「はい」という返事を口の前の方でやる発声しかやって来なかったということです。
「このまま スイカで はらいます。」 確かに難しそうですけど。
もっと大きな声で、口の奥からスマートTVに向かって練習しておけば、僕のケースでは良かったと思ってます。なのでこの③は失敗も沢山するとは思いますが、最後に辿り着いた所なので、時間があったらやってみて下さい。~~
戻って参りました。歌で引っかかるのも舌が浮いているからかもしれませんね。サビだと舌が上にいる気もします。なので舌が上にいる状態。舌の腹を上げる状態を作ってみて下さい。
これはねじれや歪み。声を出す時に使っていた筋肉など、全て元に戻るはずです。舌を上にして話すことで、「かさは行」が徐々に言いやすくなっていくという可能性はあるはずです。
実践としては腹筋しましょう。背中側(腰)で作った声は、ちゃんと前側まで持って来て発声しないといけません。「1~10」まで発声としては、歯ブラシをくわえた感じの声ですが、ちゃんとお腹から力強く出さないとダメです。「9」が言いづらい僕に言われたくはないかもしれませんが頑張って下さい。
後は終わってから気付いたんですが、「かさは」は「あ」の舌の位置、下の歯に付けなくて、空中ぐらいの方が良いやすいみたいです。そっちの方が軽く発音できそうです。②のお腹から発声できるようになったら、ベストな場所探してみて下さい。
「お」の音も一緒で、噛み合わせられる口の位置も含め、どこまで舌を上で声が出せるか確かめてみて下さい。僕はお腹から声を出そうとして、この動きを忘れていたようです。
注射で声が出るようになったら、①の背中の部分を軟らかくしてみて下さい。僕は後頭下筋や首。そして腰を使えば、背中はそこまで使わなくても声は出ると思ってます。自信はちょっとだけです。
②は鼻呼吸していれば、自然と下唇が動いてくれるはずです。不自然なほど鼻呼吸してみて下さい。お腹から声を出すのは、しっかりと3時間ぐらい使えば、その時は感覚が戻るはずです。ちゃんと全ての腰やお腹の筋肉を使ってみて下さい。
③はこの3つが原因で声が出ないとしても、続けて欲しい所です。「かさは行」が言いづらいのはこの原因ではないかもしれません。けれど治った時に、口の奥からしっかり声が出せるようになっているという実感はあると思います。
舌の位置を上にして話しても声はしゃがれます。ただ発声方法さえ間違ってなければ、それが原因で悪くなるということはたぶんないと思います。家や落ち着いた所で沢山練習してみて下さい。
僕は話す感覚を掴むまででも凄い時間がかかってます。少しでも早くあなたの発声障害が治るように祈っております。
ありがとうございました。