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発声障害改善したよ コラムを書きます43【vol.173】

 最近HULUで「ランサム ~交渉人~」という海外ドラマを見始めた。交渉人というだけあって、結構はっきり話してくれる。

 中でも主人公の人が、喉声でもなく、口の下で発音を作っているんだろうけど、鼻腔を使って話してくれる。たぶん少し珍しい。

 学習としては、音だけ聞いてもまだわからないから、そんな時は唇の動きから視覚的に音を見てる。

「今、Rの音を言った。」

 僕も英語学習では成長したと思う。唇の動きからは確かに口で言葉を話しているけど、声はそこだけで話していない感じを与えてくれる。

 でびでびのでび様もだけど、姿勢だけで言ったら、鼻を使った方が明らかに良い姿勢で話せる気がする。

 今日はこの辺をメインに話します。

 
 前回しっかり声を出すやり方をしたら、自然と力を入れない声もわかった。それは簡単には目を瞑って話すことである。

 スマホスタンドに携帯を置き、それを真ん中に置いて話す。ただカメラのモードをオフにすれば、少し力を入れずに話せたみたいです。

 ラジオ体操の第5の「体を横に曲げる運動」でも、筋肉だと腰や背中への運動になる。話す時でも、「舌と肩と足の重心」を意識すると、この動きになっていたみたいです。

 力を抜く時には、目を瞑り、体を上に伸ばす感じです。話す感じにすると、左の腰の内側を少し前に、そして伸ばすと良いと思います。同じ体操でも、足の力を外して、筋肉ではなく姿勢を伸ばすような感じにすると、高く柔らかく使えます。

 簡単に思えますが、力を入れる時と入れない時で、どっちができていないかは大事です。そもそもが鼻の所を使えてないと、上あご側で話すことができていないかもしれません。そうすると、力を入れない話し方ではないかもしれません。

 僕はできていなかったので、良く動きを理解してみて下さい。

 
 左側で行きます。このラジオ体操で、肩を上げて行くと、鼻の上の所に左から右に重力がかかると思います。鼻の上の所に、それより上の所から重力がかかる感じです。

 話せている人はこれで話せていたみたいです。左肩が自然とここまで上がりますね。そうすると、上あごの所だけで言葉を話せます。これをやると、僕は右側の口も、今までより上に横に開くという感覚がありました。

 20%ぐらい左を多めに使ってしまうとしても、無理に真ん中で話そうとせず、10%ぐらいはこの右を大きく使う。この動きでバランスを取った方が楽かもしれません。(真っ直ぐ開けるより、ちょっと右に開ける方が多いという説もあります。)

 鼻の上を真っ直ぐ押すと、背筋が伸びます。話すのは、それを真っ直ぐ押し返すという動きで良いのかもしれません。そうなると、鼻の上に左から右に力を加える。少し右側の口を大きめに開けて、鼻の真ん中を押し返す。慣れて来たら徐々に真っ直ぐの動きになりそうです。

 この左側で、鼻の所で話すのに大事なのは、しっかりと左の肩をここまで上げてあげることです。後は内側も使ってあげるイメージです。声を出すことなので、横だけに捉われず、僕は左は後ろに下げず前側を使うのも大事でした。

 
 ちょっと不思議な印象を受けるかもしれませんし、当たり前のことを言っている感じかもしれません。

 話す時に左足と左肩の所で話す。それでももちろん声は出ます。けど話している人は、ここから鼻の上の所に意識があるから、左肩もさらにスムーズに上に上がります。

 英語だったら舌が「V字」の所を、日本語は「逆V字」で話すと言います。それは舌もあまり力を入れずに、離れた瞬間に話せる感じにも繋がると思います。鼻の上の所を使っているのだから、肩が勝手に上がって、舌も無意識に勝手に良い所にいるということです。

 体を伸ばす時にあまり舌に力は入れませんね。上あご側で話すとなれば、たぶんわかってもらえると思います。これができていれば、肩も高い所で使えています。

 僕は腕を頭の上に乗せて話すと良さそうと気付いたのに、やってきませんでした。一度鼻の所を使って、上あご側で話す時があっても悪くないと思います。下から上に声を当てるのではなく、そこに重力をかけるということです。


 右側の動きも軽く言います。

 右側は逆に舌を第4のレーンにしっかり置いて、右肩を上げるということができていなかったみたいです。ラジオ体操の動きで、右肩の筋肉を下からゆっくり上げてあげる動きです。

 舌に力を入れない方が楽に話せますね。そのため右側では、その動きをあまりできていなかったようです。

 鼻の上の所で話すには、肩の筋肉をしっかりと上に上げてあげることが大事です。舌でフォローしながら、ゆっくりと柔らかくしてみて下さい。

 耳かき理論で、舌の腹で支点を作って肩を上げる。第5の動きも同じです。話す時も同じように動かして声を出す。できるようになればなるほど、軽く動かせると思います。

 
 まとめます。

 話す時に鼻の上の所まで、重力をかけれます。また大きな声になれば、口もより大きく開きます。最近は四角いボックスで、声を作るにはここまで使うイメージになりました。

 このラインまであって、後は口で声を作る。そして喉で声を出すことでより広く使えます。

 伝え忘れましたが、この前軽く風邪を引きました。ジョジョの効果音のように「ゴ <ゴ <ゴ <ゴ <ゴ!!!!!」ともっと喉の場所も前に動かすぐらいで良い気がしました。喉の場所は動きませんが、大きな音の方がもっと前に引っ張るように使えている気がします。

 他には舌の腹も前に滑らせるのではなくて、上の前にしっかりと舌の腹で置いてあげれば良いのかもしれません。少し自信がなくなってしまいました。けれど周りの筋肉が高く前で使えるようになれば、この動きもできるはずです。

 声の出し方です。舌の腹で力を使って声を出す。ここにはあまり力を入れずに声を出す。

 鼻の上を押すようにして、背骨を伸ばして声を出す。もしくは前重心側で声を出す。

 これはどれでも良いし、むしろ全部使っていった方が良いと思います。それよりかは、目を瞑ってラジオ体操をする。腰などの筋肉ではなく、体を伸ばす動きの方が大事かもしれません。

 サングラスをして目を瞑って、コンビニで注文できれば軽く話せるかもしれません。最初は上手く行かなくても、肩が上がって、上あご側で話せるようになって行けば、たぶん体的には楽だと思います。声が出なくても、選択肢は広がるはずです。

 僕は鼻の上に横から力を加えられるようになって、筋肉的には楽になりました。結局左肩を下げて、後ろに置いていたら、この動きはできないからです。そして今は全体的に前側を使って、大きな声を出していれば、前よりも色々な筋肉が使える気がします。

 僕は元々は上あご側で話していたようです。それは意識せずとも舌が勝手に上にいて、体を伸ばすように使っていれば、舌に力はいりません。

 また歩いているような姿勢では、足の重心に合わせ、舌に力を入れて話せていたようです。この2つでは肩の位置から、姿勢に合わせ変えていたのかもしれません。

 普段から両方を使いこなせているか、確かめてみて下さい。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。



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