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インターネットと子どもたちⅠ


こんにちは。「私の会社は久保友宏です。」の久保友宏です。

今日はインターネットと子どもたちについて、ブログを書いていこうと思います。

お子さんを持つ親御さんには耳に痛いことも言うと思いますが、アナタのお子さんを守るためです。

ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

インターネットがコミュニケーションツールの代表として台頭してきて早30年が経ちます。

しかし、人類の歴史から見て30年というのはあっという間で、つまり30年というのは僕たち人間がその環境になれるためにはまだまだ不十分な時間でしかありません。

なのでネットが一般家庭に普及してからは約15年、まだまだ一般のユーザーや、特に子どもたちを守るための整備や設備が不十分な状態が続いています。

最近の子どもたちは、生まれた時から親のスマートフォンで写真を撮られ、ネット上のSNSなどに写真をばらまかれています。

本当は13歳未満は登録できない・登録してはいけないことになっているのですが、自分のYoutubeチャンネルを持っている子どもたちもたくさんいます。

ネットに繋がれることにマヒしてしまった子どもたちは、自分や友人のプライベートな写真やビデオを個人情報と共に、簡単にインターネット上のポータルにアップロードしてしまいます。

それがどんな結果を招くことになるか、考える力がまだないからです。

そして残念なことに、そんな子どもたちを利用しようと手をこまねいている汚い大人たちも大勢います。

子どもたちはまだ人生経験が浅く、”本当に信用できる人かそうでないか”や”何か裏があるのではないか”などをしっかり判断することができません。

僕の高校の時の同級生の女子にも、『週末にインターネットで知り合った(自称)大学生と会ってくる』と言っていた子がいました。

その時は僕たち自身もまだ子供でしたので、『へー!大学生とデートとかすごいじゃん!』なんておもろし半分ではやし立てたりしていましたが、大人になった今改めて考えるとぞっとする状況ですよね。

“自称”大学生が本当に大学生かなんて確かめる方法はありませんし、もしかしたら年齢や名前なども嘘をついている可能性も大きいんですから。

その同級生の女子は相手の事を

『趣味の掲示板で仲良くなった』

『もう電話も何回もしている』

『いつもすごく優しく話を聞いてくれる』

などと言っていましたが、見ず知らずの男が異性(しかもまだ子どもです!)の話を優しく聞くなんてことの目的は一つしかありませんよね…。

その子は大人しい子だったのですが、突然現れた”年上の魅力あふれる男性”に舞い上がっていたようで色んな所でこの話をしていました。

中にはもちろん、『絶対に会わない方が良い』『怪しくない?』と忠告している同級生もいましたが、彼女はそういう意見にはあいまいに苦笑いを返すだけでした。

結局週明けから彼女はその”年上の彼氏(候補)”の話を一切しなくなったので、本当に会いに行ったのか直前で思いとどまったのかは分かりませんでしたが、あれだけ舞い上がっていたのに突然話をしなくなったのですから”何か嫌なこと”があったことは確かでしょう…。

この当時はまだスマートフォンもなく、彼女はパソコンでネットにつないでいたそうです。

インターネットやパソコンが一般家庭に普及しだしてまだそんなに経っていない頃でしたので、彼女の親御さんも、大人しい娘がまさかオンラインで異性と知り合っているなど思ってもいなかったのでしょう。

しかし、現在子育てをしていらっしゃる世代の方は、ある程度の知識とネットリテラシーをお持ちのはずです。

お子さんの人生がかかっています。

出会い系やアダルトサイトだけではなく、暴力的なコンテンツもお子さんの健全な成長の妨げになります。

お子さんにネットに接続できるデバイス(パソコンやスマートフォン、タブレットなど)を買い与える時は、必ずフィルタリングなどの対策をしてあげて下さい。

実際に世界的な研究でも、『早い段階からネットなどで暴力的なコンテンツやアダルトコンテンツを視聴していた子どもたちは、青年期になりトラウマに悩まされる』という結果が出ています。

昔見た海外のドキュメンタリーではイギリスのとある13歳の少年を取り上げていました。

この少年は、幼いころからパソコンでアダルトサイトを閲覧していたせいで深いトラウマを負い、健全な人間関係を築くことができなくなったばかりか、日常生活を送ることにも苦労しているとのことでした。

子どもたちは、大人になるまでに、いろんなことをものすごい速度で吸収して学んでいきます。

そしてこの能力は、良いこと対しても悪いこと対しても区別なく発揮される、非常にニュートラルなものです。

ネットは、使い方を間違えればそんな子どもたちの将来の可能性を簡単に潰してしまうのです!

だからどうか、子どもたちを有害なコンテンツから守ってあげて下さい。

本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

久保友宏

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