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心に響いた歌川たいじさんの言葉


こんにちは。「私の会社は久保友宏です。」の久保友宏です。

皆さん、11月16日から公開されている、歌川たいじさんの『母さんがどんなに僕を嫌いでも』という映画をご存知でしょうか?

タイトルだけで心に来るものがありますね…。

僕がこの映画を知ったのは、虐待されている子どもたちについてネットニュースを読んでいる時でした。

とある子育てブロガーの方が試写会の感想を書かれていたんですね。

そこから興味が出て色々調べてみたのですが、この映画は、歌川さんが実際に実の母親から受けた虐待の体験をもとに書かれている漫画とエッセイがもとになっているそうです。

僕は実はこちらもまだ読めていないのですが、機会を見付けて是非読みたいと思っています。

『何でまだ読んでないの?』という声が聞こえてきそうですね…(笑)

言い訳させてもらうと、僕は虐待されている子どもの話題に対してものすごく感情移入してしまうんです。

なのでこのブログも、あまり感情的にならないように気を付けながら書いています。

それでも後日読み返して『うわぁ…感情丸出しじゃん。。。』なんて反省することも多いのですが(^ ^;)

こういう理由からハッキリ言って、歌川たいじさんのように『自分の経験を書きました』『僕は母親からこんな虐待を受けていました』と言われてしまうと、虐待を受けていた子どものころの彼を思って、本当に心が痛くなるんです…。

人間の体って不思議なもので、本当に悲しい時は涙だけじゃなくて心臓の痛みも来るんですよね。

ニュースだと淡々と事実だけを伝えるものが殆どなので、読んだり聞いたりすることはここまで難しくないのですが、やはりエッセイなどになると駄目ですね…。

心臓がギューッとなってしまって、とても一気に読むことなんてできません。

でも、『子どもたちが虐待されている(虐待されていた)という事実から目を背けて良いわけがない!』という気持ちもあるので、読まないという選択肢もないわけです。

なので、僕はこういったものは覚悟を決めて少しずつ読み進めていこうと思っているんです。

じゃないといつか心臓発作とか起こしちゃいそうなので…(笑)

自分が健康じゃないと、子どもたちのために行動を起こすこともできませんからね!

健康第一です!!

ちょっと話題が脱線してしまいました(笑)

とにかく、こういったことに関しては非常にナイーブな僕ですが、やはり歌川さんがニュースになっていると気になって見てしまいました。

先日、11月が『児童虐待防止推進月間 』であるということで歌川さんがNHKさんのニュースで取り上げられていたんです。

 

そこで歌川たいじさんが仰った言葉が、僕に衝撃を与えました。

 

『子どもは親に刺身包丁で切られたって言えないんですよ』

 

『絶対大人だったら(傷を見て)分かるはずじゃないですか。要は(僕が虐待されていることに気付きながら)見て見ぬふりをしたんですね』

 

これだけでも大分ショッキングですが、一番心に刺さったのが

 

『子どもっていうのは、自分の命と引き換えにしなかったら虐待されてるって分かってもらえないんですよね 世間に』

 

というものでした。

 

自分の命と引き換えにしか虐待を告発することができない…

 

確かに、以前のブログでも書きましたが、ニュースになって初めて虐待があったことに周囲が気が付くパターンもあります。

 

歌川さんの場合は、気付いた大人もほとんどが見て見ぬふりをしてしまったようですが…。

 

こういった悲劇を防ぐためにも、やはり僕は周囲とのかかわりがとても大切だと思います。

 

皆さんもどうか、周りの子どもたちに注意を払ってあげて下さい。

 

怪しい傷があれば、通報してあげて下さい。

 

確かに、虐待でない場合も多いでしょうし、そういった時は疑われた親の方は嫌な気持ちになるかもしれません。

 

でも、そうでもしないと防げない事件もあるのです。

 

それに僕は将来、自分の子どもが怪我をしているのを周りの人が心配してくれたら、それが自分が疑われることになったとしても嬉しくなると思います。

 

これはつまり『自分の子どもは周りの大人にも気にかけてもらっているんだ』ということですから。

 

むしろ通報した人に『気にかけて頂いてありがとうございます』と言いたいですね。

 

歌川さんもインタビューの中で『社会が変わらないかぎり みんな(虐待されていることを)言えないで抱えて生きていくと思います』と仰っていました。

 

虐待される子どもを減らすために、みんなで社会を変えていきましょう。

 

本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

久保友宏

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