一杯のcoffeeがこんなにも。
One cup at a time, one customer at a time
まさに朝、そんな心を感じれる一杯を手にできたような気がする。
良い朝の始まりを体感した本日。
バタバタと忙しい朝
「今日のコーヒーはどうしようかな?」
自分で淹れるか、コンビニで買うか、いや、今日はスターバックスのドライブスルーにいよう!と決めて仕事場まで車を走らせる途中に立ち寄る。
さて、「One cup at a time, one customer at a time 」とは。
誰もが知ってる言葉で言うと一期一会って意味であるが、スターバックス的に言うと1日何杯も販売するコーヒーも、1つ1つ、
この一杯を、この一人のお客様に心を込めて提供する と言う意味。
20代前半〜長くスターバックスで働いていた自分には馴染みのある言葉、言葉だけでなく、それがどんな行動にして表現すべきか、まで体に染み渡っているけれど、自分がお客様でそれをこんなにしっかり感じれたのは今日が初めてだったかもしれない。
お気に入りのタンブラーを渡すと「とてもかわいいですね!」と声をかけてきたのは、店内飲食するときも「いつもありがとうございます。」と声をかけてくれる女性のパートナー。(スターバックスでは働く従業員をパートナーと呼びます。)
そこから「本日のコーヒーは、なめらかさが特徴のパイクプレイスローストです。」ときちんと商品紹介をしてくれたあと、これからお仕事ですか?と2、3会話をする。だけど程よい距離感。そして立ち去るときにしっかりと笑顔で「ありがとうございました!」と。
そのあと車を走らせながら思った。
お名前なんていうんだろう?そう考えたら、名前も知らないし、友達でもない、でも顔はお互い知っている。そして「お気をつけて!いってらっしゃい」みたいなかんじでありがとうございますとドライブスルーのtogo をお見送りしてくれる。
はたまたこちらも、顔見知りでいっつもいい感じのそのおねいさんに「今日もがんばってね」ってきもちが自然にわく。
そんな関係っていうのを繋いでいるのはこの一杯のコーヒーだ。
そういったかけがえのない日常の中の、ひととき。それがサービスの本質と思う。提供する物質を通して、相手になにを届けているのか?
どんなものを届けるときもそこが肝心。
改めて大切なものをいただいた朝なのでありました。
やろうと思えば簡単になんでもできる時代。
でも、本質的に前へ進んでいくのに大切なことは、
どの時代も変わらないと思う。
人とつながり進んでいく社会の中で,届けていきたいもの。誰の心にどれくらい、どんな景色を広げてもらえるか?
そうわくわくして新しいモノづくり、サービス提供ができたらいいね!って思います。