ヒトラー、自称絵描き、30過ぎのニートに出資したのは誰?
皆さんご存知のようにナチスドイツを興し、人類史上最悪のジェノサイド・ホロコーストを行ったアドルフ・ヒトラー。
でも、自称絵描きの30過ぎのぶっちゃけニートがナチスドイツという党を立ち上げるには「出資した誰か」がいないと政治活動に加え、当時の世界最高の技術の兵器の調達なんて無理ですよね。
ですから、この弁論だけは上手いものの、勉学でも落ちこぼれ、仕事では何の実績もないアートかぶれの、金の出所を誰も言わないですよね。
ビジネスをやっている方なら誰でも、プロジェクトでも会社でも出資や投資を得ないを始められないわけです。
ですから、歴史は「Follow The Money」を見ることがとても重要ですよね。
ナチス政権下で、国内企業が財政や生産で加担していたことはもうしょうがなかったことだと思います。協力しなかれば、その企業はナチスに潰されるわけですから。
しかし、あなたも知るあの企業が実はナチスに加担していたことを、ドイツ企業以外で今回は詳細に書いてみたいと思います。
ネタ元はこちら。日本語版は出てないようです。
おそらくアメリカの出版社なら、この独特な小さな本を却下していたでしょう。
しかし、この本はフランスで出版されただけでなく、同国で最も権威ある文学賞「プリ・ゴンクール賞」を受賞しました。
そしてその内容は、150ページ足らずの中で、著者がさまざまな逸話を語りつつ、時にはテーマから外れる脱線を交えながら進んでいきます。
もちろん、ちゃんとしたテーマもあります。
この本は、主にナチス・ドイツが1938年3月にオーストリアと併合した「アンシュルス」までの外交的駆け引きや操り事について書かれています。しかし、それだけではなく、1933年2月に開かれた運命的な会合、アドルフ・ヒトラーの権力掌握を確実にした出来事についても扱われています。
また、オーストリア併合のコメディのようなエピソードも取り上げられており、ナチス軍が国に侵入する際に混乱し合った姿が描かれています。
1930年代半ばからアンシュルスまでの、ヒトラーとナチスの重要な出来事を知りたい読者にとって、『The Order of the Day』は非常に興味深い読書体験となるでしょう。
歴史書が無視した恥ずべき詳細
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