プリンスのFuture Soul Songの歌詞を訳してみた
友人がこの曲の和訳を探していたので、長谷川が訳すことにしました。プリンスのアルバム『20Ten』に収録していますが、日本盤がないんです。今回のWelcome 2 Americaのアルバムの制作時期にリリースされていたので、日本盤での再発をソニーさんに近いうちにお願いしたい所です。
Future Soul Song
昨晩は夢を見たよ
そこで初めて僕はフライトしたんだ
夢の中で僕はその飛行機のパイロットで
僕の心の中を思うように飛べていた
上下する揺れもなくて
万能な皆が回りに居てくれて
僕らが歌うと皆が一緒に歌っていた
なんて素敵な歌なんだろうって
これが未来の人達の歌なんだよ
僕の歌、声、音は
あらゆる山の頂からやってくるように感じる
選択の余地もなくね
僕の声は太陽のように昇っていく
木々は一つになってハーモニーを奏でる
生きとし生けるものが今までで最も美しいメロディーを歌っている
言葉だけの戦争なら
そこに明かりを灯せる
見ることが出来る人達なら信じられるはず
そして抵抗もしないはず
恐怖と支配のない世界で
もう降伏だ、って人達のサウンドは
独断的に行われる迫害なんかよりも大きく響く
君が正しいと思ったことを僕は歌うんだ
この曲はエンジニアのH.M.バフがプリンスが既に95年から00年の時期に既に作っていた曲だと言及している。未来のソウル・サウンドはこんな感じ、天国ではこんな音が鳴っている、というより、「今生きている人達」に向けて「未来の人達」の歌はこんな風にフリーで平和なものになるんだよ、という希望の曲だと思っている。ダウンロード等で自分の曲が侵害されていた時期に、ふとこの曲を思い出して08年8月に再レコーディングをしたのではないか。そしてシェルビーらをバックコーラスにして09年11月20日にペイズリーパークでレコーディングし完成させた。
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