初の大峰山修行で感じたこと。
37日目
こんばんは。とみーです。
8/31~9/1で奈良の大峰山に、修行に行って参りました。
大峰山とは、1,000年以上の歴史がある、行者と言われる人たちが山に登ってお礼参りをするという儀式です。
1300年以前に、修験道の祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたといわれ、我が国修験道発祥の地であり、修験道修行の根本道場の御山です。
大峰山は古来からの伝統的修験道の聖地と成っています。
-公式HP抜粋
修験道とは、山に篭って厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的とした修行です。
この修行の体験をさせていただきました。
今回はその経験と気付いたことを書きたいと思います。
1番印象に残ったのは、山頂へ行くと、のぞき岩という崖になっている岩に身を乗り出す修行です。
ちなみにこの崖の下は奈落です。
落ちたら普通に死にます。
これをすることで、一度、死ぬということを同義として経験します。
いわゆる死の疑似体験です。
死を疑似体験することで自分を殺し、生まれ変わる意味合いがあるという。
これは教えでもなんでもなく、実際に体験することでわかることのような気がします。
そこで自分が感じたのは、死を感じることで生への感謝
そして、自分自身は、お山を含めた自然の一部であること。
自然と一体化すること。
日常生活ではなかなか感じることができない素晴らしい体験をさせていただいたと思います。
気がリセットされたようで、その瞬間は何も考えず、ひたすら拝むことに集中したような気がしました。
他にも水行や滝行、大峰山山頂での裏行など、とにかく貴重な体験をさせていただけたこと、無事に帰ってこれたことに感謝です。
他の修行もどんなだったか気になる方はまた直接聞いてください!
日々の大量の情報量を浴び続け、色んな不安や片付けれずにいるままの物事に振り回されている自分にとって、今に集中し、物事をフラットに考える大切さに改めて気づけたことが今回の成果だと思います。
この感覚を日々の日常生活で継続させることがこれからの課題ですが、泥臭く考えていこうと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!