仏像彫刻の道30年以上の方の教えを授かりました
こんばんは、ともひろです。
今日はもうとんでもない方にお会いしました。
松山ケンイチの推しで、平清盛のドラマに実際に仏師として出演したり、国宝級の仏像を作っている方です。
とにかく人生の先輩すぎるので、色々と聞きまくりました。
一番自分が印象に残ったお話をシェアしたいと思います。
その方は、仏像彫刻の最前線で歩んできて、沢山の著名の方に会ってきた中で、あることに気づきました。
それは、肯定されすぎるようになってきたら危険信号だと思え!
です。
つまり、周りにイエスマンが多くなってきたら、それは相手がなんの疑いもなく、何も考えず接してきてるので、そういう人と何か一緒に何かするのはすこし危険だということです。
周りにイエスマンがいすぎたら自分もそれ以上考えなくなっちゃうと仰ってました。
向吉先生はそういう人の依頼は断るようにしているようです。
そういう人じゃなくて、やっぱりある程度クリティカルに意見を言ってくれる存在が必要だということ。
そこには緊張感が生まれ、それがあればあるほどおもしろいものが生まれる、と経験則として語っていらっしゃいました。
もちろんクリティカルだけじゃ言い争いばかりで、疲弊してしまうのでバランスは大切だと。
だから常にクリティカルに指摘や意見をくれる人をいつでもそばに置ける環境は構築していた方がいいということだと思いました。
今の自分の環境を考えた時に、とてもその環境がバランスよくあるなぁと思っていて、とても有り難いことなんだなぁと気付かさせていただきました。
このことに気付いた時に、なにか自分の意見とは違ったことを言われた時に、とても身構えて受け入れることができるな〜と思いました。
自分の状況を例えた時に、
相方のしゅんけいがそうで、彼は結構、違う価値観があると、それを隠さず言ってくれることが多いです。
でも確かにそれを言ってくれた方が結果、色んなアプローチ方法があるなぁ、こんなことも考えれるなぁという気付きを発見できることが多いなぁと感じています。
だからこの緊張感もある程度はあるべき在り方として受け入れることができるんだと思っています。
だから、あなたも、自分が違う意見が現れた時
1. そのまま受け取らずに、なんで相手がそれを言ったのかを聞いてみる。
2. どこを軸にその違いが出てきたのかをお互いに探ってみる
3. それを絵に書いて図解してみる
4. その上で、どことどこを組み合わせれば新しい価値が生み出せるのか検証してみる
例えばこんな感じに話を進めていったらとても有意義で、新しい発見と充実感が生まれるんじゃないかなぁと思いました。
そんなこんなで、人生経験をたくさん積んでらっしゃる方のお話を聞くことはまじで学びがあるなぁと思いました。
にしても日本の仏像ってまじ半端ねえ
十一面観音
向吉先生とツーショットいただきました!
繋げていただいたたかひろさん、ありがとうございます!
これ外国人の人が見たらまじアメージング言うて感動すると思う。
仏像彫刻ワークショップは間違いなく価値ある。
最後まで読んでいただいてありがとうございます!