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メインストーリー 第2部10章 砂漠の国・前編 考察メモ

今月後編ストーリーが公開されましたが、twitterに掲載した考察を再掲します(後編を読んでいない時点での考察です)。

砂漠の国設定のおさらい

砂漠の国がかつて水の都と呼ばれる豊穣の地であったことは何度も示唆されてきました。前回、動物の国編の最後にもこの名が出てきたので覚えている方も多いはず。

水の都の存在が明確に言及されたのは1部終盤の回想シーンですね。スヴァログさんクリソツの神官と呼ばれる男性が、対の水魚の守護のもと豊かなこの地の統治に関わっていたようです。

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一方で砂漠の国には、太陽と月を神格化した創世の説話があります。太陽と月はもともと一緒にいた夫婦神ですが、月が地下に隠れると太陽は悲しみ、世界は涙の洪水に沈みます。

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しかしこのとき、1匹の魚がその身を犠牲にすることによって月は空へと帰ります。魚の体は骨と鱗が残り、乾き切った大地に加護をもたらすものとして後の世の信仰の対象となります。この伝承は砂漠2ndで詳しく語られています。

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これとは別に、古の王家だけに伝えられた伝承では、今も砂漠に残る王墓はかつて「水溢れ、緑茂る楽園」だったとされています。砂漠1stでリンたちをその遺構に導いたのはロシャナクさんでした。また、小篇3rdで登場したジンニーヤさんのお家にも、もともとは水路が張り巡らされていたようです。

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前回(動物の国篇)の考察で、水の都の復活を目論んでいるのは「機関」ではないかと推察しました。彼らが何を狙っているのか、そして古のメフテルハーネの謎が明かされるのか、というのが今回のストーリアの伏線というところですね。

生まれた砂の上で咲く

今回のストーリーのテーマは、生まれ持った環境と自分の意思の葛藤です。王女として生まれ、あるときは女であることを呪い、またあるときは王族として生きるプレッシャーに悩むファジュル。従者として生まれ、運命づけられた主に仕えるか、自分が惹かれた主に仕えるか揺れ動くメトテト。

この二人がどう自分自身と相手に向き合っていくのかは後半でも物語の主旋律になっていくのではと思います。そしてその内面性は、砂漠の国を守ると決意した王子たちの戦いにも意義を与えていくはずでしょう。

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実はこの主題は、砂漠国イベ共通のテーマです。王族、従者、神官、鳥の目...立場はどうあれ、生まれ持った役割や環境とともに生きることと、自分の意思を持って生きることは矛盾しないというのが一貫したメッセージだったのですね。

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メトテトの真意

ストーリー中、何度かファジュルがメトテトの言動を訝しむシーンがあります。彼女は「眼がいい」と言われていて、本当にメトテトが嘘しか言っていなければそのことに気づいていたはず。でもメトテト自身が自分を偽っていたので、ファジュルにも確信が持てなかったんですね。

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後編の予想

私の予想はたぶん外れるのでネタだと思ってください。

☆ 補佐官
まだ名前のない補佐官さんしゃべり方に特徴あるっスよね。そういえば前話のラストでもこんな口癖の人がいたような...。とすると「機関」関係の人物?(七つの大罪に該当するかは不明)

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☆ ユウくんが求めた助け
ユウくんは「この花と同じ香りの花を持つ人」に手紙を送ります。この花は双香花で科学の国編でユウくんに渡されました。つまり宛先は...ティマちゃんとレディブルさん!
これは、超人には超人!パワーにはパワーの展開ですね!
アァーハハハハハハハ!!!

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☆ 対の水魚
ナマールィさんは自然秘石で水の都を顕現させようとしていますが、伝承では太陽の涙で世界が満たされたあと古の魚が現れます。過去の水の都でも「対の水魚」という守護的存在があり、(現在の)砂漠2ndではユウくんにコンタクトを図りました。この魚がどういう意思と力を持って蘇るかがストーリー展開を左右しそうです。
また、「対」というからには別のもう一体の魚がいるのかもしれません。あと個人的予想では☆4光or闇ブレイクだと思うのでがんばって掘りましょう。

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☆ 水の都の召喚
スクロールで雨を降らせたあと、どこかから地響きが聞こえてきます。補佐官さんは「大きく開いた」と表現していることから、それは目視で確認できるものと思われます。つまり、テオちゃんが言ってた宮殿上の「赤いの赤丸」のことかな?

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☆ ファザとせきとさん
せきとさんは800年以上前の遺跡に用があると述べています。該当するのは王家の墓とランプの遺跡? 特にロシャナクさんのとこには豊かな水と緑があったとされているので、こっちがオリジナルの水の都?

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☆ 謎の生き物
メジェド神を思わせる謎の生命体ですが、個人的には鳥の目の人たちが被ってるのに似てるやん?と思いました。サリハーティちゃんのユニット説明文によると、彼女らの纏う布は意に沿わないことがあるとそれ自身の意思で勝手に帰ってしまうそうですが...?

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☆ 謎の男とスケアヘッドさん
ナマールィさん見たとき、この人やん!と思いましたがよく見るとタトゥーの紋様や色が違います。よってこの人の存在はまだ謎のままです。一方、ヴァライフェさんらしき人は最初の襲撃の時に出てきますが、スケアヘッドさんがどこで何をしているのかも鍵を握りそうです。

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☆ その他未確定と思われること
・盗賊団登場フラグ立ってるので出そう
・スティーノス一味の「計画」とは?
・同盟に参加する王子の選定
・スヴァログさんたちはどうやって禁術の縛りから抜けたのか

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☆ 踊り
お気づきのひともいると思いますがバステーニャちゃんといえばあれです。メルスト屈指の狂気のユニストが回収されます。カプナートくんのメンタルが無事でありますように...

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