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しごとは収穫するだけ 〜 みんなで育てる、みんなの "食べられる森"

車が1台もない、小さな島で、"みんなの食べられる森" を育てています。

【YouTube・日テレNews】
人口60人の島の "食べられる森" 植樹する男性の思い

"食べられる森" を育てているのは、島民ではなく、島に来てくれた人たち。2021年にスタートしてから今までに、フルーツの木を中心に200種類、240本以上の木を、のべ870人以上の人たちに植えてもらいました。

1年目のワークショップ
耕作放棄地に、木を植えていきました

"食べられる森" は、さまざな種類のフルーツの木を中心に、ハーブや野草なども一緒に育てるやり方です。

多年性の植物を中心にすることで、1回植えたらあとは年々大きくなっていくので、“食べられる森" が育ってくると、しごとのほとんどは収穫するだけになります。

"食べられる森" に来てくれた人たちは、誰かが植えてくれたフルーツの実を食べて、誰かのためにフルーツの木を植えていく。鳥がフルーツを食べて、種をまいてくれるように、"食べられる森" を育ててくれています。

ガジュマルの木を植樹

ここで、皆さまに提案があります。

たとえば、あなたのお家のそばの公園や学校、空き地や街路樹などに、"食べられる森" があったら、どうでしょう?

季節ごとにフルーツが実っていて、道ゆく人は自由に食べられる。花が咲き、蝶が舞い、ハーブの香りに癒される。木陰で涼むこともできる。

わたしたちは、そんな "食べられる森" が、地球いっぱいに広がっていくことを夢みています。

バナナも採れました!

この提案は、すでに行政にもしていますが、「モデルとなる事例」と、「市民からの要望」があると、行政としては動きやすいそうです。1つ目の「モデル」は、いま育てている "食べられる森" がありますが、2つ目の「市民からの要望」は、みなさまのお力が必要です。

なので、"食べられる森" って面白そうだな、うちのそばにも "食べられる森" があったら素敵だなと思ってもらえたら、まわりの人やSNSなどで、"食べられる森" について広めてもらえないでしょうか?

食べものを手に入れるとき、わたしたちは普通、お金で買ったり、自分で育てたりします。しかし、この "食べられる森" は、道ゆく人が誰でも自由に、食べることができます。

未来のためにできること。

その第一歩は、"食べられる森" を、あなたの周りの人に広めて頂くこと。たったそれだけのことで、きっと地球は楽園になっていく。

地球に生きるすべての人たち、植物たち、生きものたちが、安心して幸せに暮らせる地球。

そんな "食べられる地球"

一緒に育てていただけたら、とても嬉しいです。

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