世界で一つだけのベリアンが欲しくて 第一弾
執事たちの励ましのパターンに、「人と比べて落ち込むことがあるか?」の選択肢がある。
私は他人に興味がないから、比べることはあっても己自体過小評価だから、落ち込む以前に価値を測ることすら無礼だからなんともない。から、「いいえ」でもあるし「はい」でもある。
ただな、ベリアン……君の励まし方には一つだけ意義ある。「私にとってのベリアン」はいないんだよ。何故なら君は皆の執事だから。
その言葉、マジで現実にするしかねえの(規格外オタク)
ということで、皆も芸術の秋とうたって歌や音楽に嗜むし、ロノはフルーツの切り盛り、ラムリはネイルアート……。私は以前から絵は嗜んでいるし、音楽もそこそこ遊べるし……。
そんなことを考えながら、つべのドール人形でのオリジナル作品の作り方を眺めてたら、「おしぬい」とやらが出てきたわけさ。
ドールのほうが簡単なのか、刺繍ってむずすぎんか、どっちがやりやすいかな、わかんないな、でもドールはお出かけには難易度高いからやっぱお人形さんよな。
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ということで、近くの今井書店でも何度も作業工程を見させていただいてた方が出されてる本も見つけてしまったことだし、ぬいぬいしてました。
![](https://assets.st-note.com/img/1728861974-EZOlBQyrzPmWRu4AbtgnUNqs.jpg?width=1200)
耳にビーズ縫ってるので完全固定。マグネットはもう少し慣れてから考えたい。あとは子供用靴下買って、トップとボトムス作ってお着替えさせないとね。裸体晒してごめんよベリアン(
というわけで、世界に一つだけのベリアン()を作るための私の芸術のインドア秋が始まるのだった。
【訓練計画】
◯素体だけをまず作ってみる。
型紙とダーツとやらと印の理解、綿の詰めが今回も甘かったけどなんかむずくて…今回も甘かった……。耳の位置もこれでなんとなく把握。
◯刺繍の練習
かなり雑に。ハンカチで遊んでみたり、ひたすらステッチしたり。
◯本チャン
イキナリガチ材料ではなく、100均の糸と生地。白い紙の部分はめちゃくちゃ剥げるし切ったところから延々とほつれて困ったな。やはり接着芯はいる。
ちなみに刺繍の部分も接着芯なしでやったのでかなりガッタガタ。使用感に慣れるのが今回の目的。のわりにはわりとできてるので及第点。
【次回改善点】
耳の巻き込みが甘いので、縫い付けできる余白を大きめにカットする。
綿の詰め込みが甘い。これは練習。
髪の毛の白の生地は要検討。挟み込みの型も再検討の余地あり。
布用ボンドは生地が硬くなりすぎてしまうため、乱用禁止。生地と合わせた色の糸があるなら結いつけたほうが生地の負担を軽減できる。
真面目なものを次は用意。手縫い用糸、刺繍の糸。仮縫いは現状のままでも良し。
刺繍の下準備を真面目に。接着芯をつけて、真面目な糸を使って違いを体感する。
◯作業時間の確保について
土日というガバっと時間取れる作業時間にて一気に仕上げる工程計画にしたけど、縫い物ブランクが平日の5日間開く。平日の2時間は基本お絵描きとか寝る前のストレッチとかに回したくて(弁当の詰め物なかったら用意もしなくちゃだし…)とにかく時間たっぷり掛けられる日にしか向かないと思ってたけど、平日もチクチクしてたほうが良いのかもしれない。時間のかかる趣味って大変……漫画も描きたいのに。
素体だけ塗って作るのはほぼ一日でいける。問題は頭の方。髪の毛の形と刺繍と合わせるとまる3日はかかる計算。丁寧には出来ないから素早く綺麗にできる方法がないものか……慣れるしかないか(職人思考)
貪欲の秋だな。もはや。
【次回計画】
刺繍の糸、グレードアップ。
手縫い糸の肌と白の調達。
白い布生地の調達。
(黒とあのピンクもフェルトじゃなくて材質合わせたい、できるなら)
素体の背中にあの紋章が縫えないか検討。
刺繍の顔のレイアウトの検討。
(耳を顎パーツと合わせると手縫いがきついので、耳の位置を上げて顔のパーツの配置も上に上げてみる)
挟み込みパーツの型検討。
(頭一周ではなく、半分ずつに割って挟み込む)
耳のパーツの余白を大きめに。
現場からは以上。次回お楽しみに。