見出し画像

私、いま幸せなんだなぁと思ったこと

もしあと1週間で死ぬとしたら、何をしますか?
もし今、有り余るほどのお金があったら何をしますか?

自己啓発の分野か何かで、よく聞く質問。

私はいつもこの質問にピンと来なかった。

なぜピンと来なかったのか、今ならちょっと分かる。
死期が分かったところで、お金がたくさんあったところで、多分私の生き方はあまり変わりがないから。

海外旅行がしたい。
家族や友人など気の置けない人たちと美味しいご飯を食べながら、色々語り合いたい。
それが今の私の中に占める大きな欲望。

2つとも今すぐ叶えようと思ったら叶えられること。
海外はまだ"ここに絶対行きたい!"というピンとくる思いが湧いてきていないから、しばし保留。
気の置けない人たちとは美味しいご飯を食べているし、濃い話もいっぱいできているから、コンスタントに欲望は満たされている。


死期が迫っていたとしたら。
お金が有り余るほどあったとしたら。
それでもやりたいことは変わらないし、何か特別なことをしたいという思いが全然出てこない。


この2つの質問は、私にとってやはりピンと来ない質問なのだ。


そしてそれを思うと、私はなんて幸せな人生を歩ませてもらっているんだろうという考えに行き着く。

色んなことが日々あるけれど、それを含めて幸せだなぁと思う。


私は富も名声も全くない。
誇れるような賞をもらったこともなければ、誇れるような立場にいるわけでもない。
普通の人間だ。

何かすごいものを得られることも幸せのひとつだけれど、なにかすごいものを得られなくても幸せであれる。

まぁそうは言っても、ついつい富や名声、社会的に"すごいもの"を手に入れたくなるんだけれど。

ただそれは、私が本当に本当に欲しいものではないことに、今は気がついているだけ。


結局、私が私として今こうして生きていられる。
生きることを満喫している。

それが"幸せ"ってことなんだろうな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?