トモエ

日々の小さくて大きな出来事や思いを綴るnote。

トモエ

日々の小さくて大きな出来事や思いを綴るnote。

マガジン

最近の記事

私、いま幸せなんだなぁと思ったこと

もしあと1週間で死ぬとしたら、何をしますか? もし今、有り余るほどのお金があったら何をしますか? 自己啓発の分野か何かで、よく聞く質問。 私はいつもこの質問にピンと来なかった。 なぜピンと来なかったのか、今ならちょっと分かる。 死期が分かったところで、お金がたくさんあったところで、多分私の生き方はあまり変わりがないから。 海外旅行がしたい。 家族や友人など気の置けない人たちと美味しいご飯を食べながら、色々語り合いたい。 それが今の私の中に占める大きな欲望。 2つとも

    • 全てがうまくいかない時

      最近、耳にすることが増えた。 仕事やらプライベートやらがうまくいっていない話を。 かく言う私も停滞中。 渦中にいる時はすごく苦しいし悔しいし落ち込むし不安になる。 絶望感を味わう。 終わったとさえ思うこともある。 でも、その出来事からちょっと離れてみると、違う景色が見える。 終わりは始まり 先日、ある大変な私を聞いて、失礼ながら笑ってしまった。 彼女はまた新たなフェーズに突入するんだな、と。 その通り、彼女には新たな仕事が舞い込んでいた。 それはそれは大きな仕事。

      • 焦った時こそ立ち止まってみる

        さっき、宿題を提出した。 先日、ある方から宿題をもらった。 いつまでという期限はなかったけれど、早い方がいいのは分かっていた。 簡単なようでいてとても難しい宿題。 宿題がなかなか進まず焦りが出る。 考えすぎて疲れる。 疲れると何も出ない。 ますます焦る。 そんな悪循環。 つい頑張ってどうにかしようとする。 それも悪くはない。 でも本当はそうじゃないと私は知っている。 何も出て来ない時は、怖いけれど考えるのをやめてみる。 あえて休んでみる。 眠たかったら寝てみる。

        • 自転車とお父さんと小さな男の子の話

          母の日の出来事。 夫と一緒に自転車で近所のスーパーへ買い物に行った。 スーパーに行く途中、細い歩道を通らなくてはならない。 その歩道沿いには小さなお花屋さんがある。 いつもはあまりお客さんがいないお店。 その日は母の日ということもあってか、店の前に自転車が停まっていて、小さな男の子とお父さんらしき人がいるのが見えた。 細い歩道に無造作に停めた自転車と親子。 通れない。 「すみません」 声をかけると、お父さんは道を空けてくれた。 私はちょっとムッとしていた。 「なんでこん

        マガジン

        • 日々の出来事
          5本

        記事

          指輪が、重い

          「指輪が、重い」 結婚指輪を見ながら、夫がつぶやいた。 結婚17年目。 私たち夫婦には子どもがいない。 2人だけの生活も16年が過ぎ、17年目に突入した。 夫は男性にしては珍しく、この16年結婚指輪をつけ続けている。 そして私も同じ。 ずっと当たり前につけていた結婚指輪。 それを重く感じたらしい。 でも分かる。 私にも分かる。 「重い」って気持ちが。 何かがずっと指に触れている感じ。 異質なものがくっついている感じ。 私もたまにそんな感じを「重い」って思っていたから。

          指輪が、重い