![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62974067/rectangle_large_type_2_3c8396f73d1190b1d6784a79e2e343af.png?width=1200)
【実録】ピルを1年間服用したリアルな金額【結果的に黒字】
こんにちは!現在絶賛ピル愛用者の巴(ともえ)です。
私はピルを服用して1年経ちましたが、その総額はピル服用前のイメージよりもかなり安いものでした。また、ピルを服用により安く抑えられた他の支出や増えた収入もあったので、そのあたりも含めたリアルな数字をご紹介します。
前提と注意点
まず、私は保険適用のピルを服用しています。そのため、1か月の金額は約1000円です。避妊用のピルを服用される方は、月のピル代を2000円~3000円で計算する必要があります。
また、これは実際に通院した際の金額です。オンライン処方等の場合は大きく異なる場合があります。
1年間の総額と内訳
総額:23310円(約1940円 /月)
病院・診察代(基本3か月ごと):約600円
病院・検査代(半年に一度の血液検査):約2000円
薬局・薬代:1か月あたり1000円弱
金額の詳細
受診は基本3か月に一度で、半年に1回、血栓症の検査をするための血液検査のための検査代がかかります。また、私は初回に子宮内膜症の検査をしたため、その検査代も含んでいます。
ピルは初回や血液検査の前後などの事情がない限り、通院では3か月分処方してもらえることが多いです。検査をしない際の通院時は、ピルを服用しての経過報告がメインになります。
薬代を「約」としているのは、何か月分の処方かで値段が変わるためです。薬局での処方には薬自体の値段に加えて薬の説明等の人件費がかかるので、3か月分を一度にもらえたほうが値段は安くなります。また、薬局によってこの人件費部分は異なります。
ピル服用により抑えられた他の支出
ピル服用は年間23,000円ほどかかりましたが、その分、生理に関する他の支出が抑えられました。それらについてご紹介します。
生理痛の薬:-1000円(40個入で1000円のものを、1年かけて使い切る想定)
以前は生理痛のために薬を服用していましたが、ピル服用後は使用がゼロになりました。
ナプキン:-3000円(750円/月→500円/月 差額250円×12か月)
下の記事によるとナプキン代の月平均は750円ですが、私はピルにより経血量が体感2/3になったため、この計算にしました。
参照:「女性の負担は大きい!? 一生のうち生理にかかる日数とコスト」-マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20170614-cost/
この他にも、PMSの軽減によりホッカイロの使用ゼロ、急な生理による下着やシーツの悲惨な事故ゼロ(筆者は月経不順S+でした)、生理前後の食欲爆発ゼロと、生理を原因とした時間的・金銭的なコストがかなり削減されました。
ピル服用により増えた収入
私は大学4年の夏にピルを始めたのですが、それ以前は生理のためにバイトに行けないことが何度かありました。しかし、ピル服用によりPMSや生理痛が9割減少したことで、バイトに入れる時間が増えました。
ピル服用により月に約2000円かかるとして、その分2~3時間多く働くことができれば十分元が取れると考えれば、試してみる価値はあるのではないでしょうか?かなり快適に動ける時間は増えるので、費用対効果で考えればプラスになる人が多いと思います。
まとめ:月2000円で生理に悩まされない人生
いかがでしたでしょうか。「意外に安い!」、「服用してそんなに変わるなら、金銭面プラマイゼロ超えてプラスじゃん!」そう思っていただける人が増えたら嬉しいです。ピルにはマイナスなイメージが多いかもしれませんが、使用方法を守れば日々の生活がとても楽になります。気になった方は、ぜひお近くのレディースクリニックに足を運んでみてください!生理に悩まされる人生から、生理をコントロールする人生に変わります!