ライターになりたい佐藤ともゑ(3)7つの習慣に学ぶ「私の憲法」
夢中になって何度も読み込んだ、スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣」。
第2の習慣に「終わりを思い描くことから始める」というものがあります。
これは、自分の葬儀で述べてもらいたい弔辞を考える、というものです。
自分は何を達成したいのかを明確にする。
つまり、「どうありたいか」を示すことだと、理解しています。
この第2の習慣を身につけるには、「ミッション・ステートメント」を書くのが、最も効果的だと、コヴィー氏は述べています。
ミッションは「使命」、ステートメントは「宣言書」という意味で、ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表明したものです。
ミッション・ステートメントを掲げている企業も多数あり、例えばその一つが、ホテルのリッツ・カールトンです。
リッツ・カールトンでは「ゴールドスタンダード」と呼ばれる、全世界のリッツ従業員が共有する理念・価値観を持っていて、その中に「クレド(信条)」というものがあります。従業員に「クレドを見せてください」と言えば、その場でクレドが書かれたものを提示してくれるそうですよ。
個人のミッション・ステートメントでは、どのような人間になりたいか(人格)、何をしたいのか(貢献・功績)、そしてそれらの土台となる価値観と原則を書きます。
私も2年ほど前に「私の憲法」と称して、ミッション・ステートメントを記しました。
以下、佐藤ともゑの「私の憲法」です。
私は前向きで優しくありたい。
私のミッションは人の力になること、人を癒すこと。
私は家族が安心・安全に、心地良く暮らせるように、誇りを持って家事をする。
私は(娘の名前)にとって安全基地でありたい。
私はそうなれるよう努める。
私は「人からの評価」に従うのではなく、「自分の生き方」をしていく。私は人に対して「誠実に」関わっていくことを決意する。
私は社会を担う一員として責任を持ち、日々学ぶことを大切にする。その学びを活かして何らかの社会活動をしている。
私は満足のいくお金のつかい方ができるように意識する。
私は自分のことを今よりもっと好きになれるように、人格を磨く努力を怠らない。
何かにつまずいたとき、「私の憲法」を行動の指針にしています。
自分の中にぶれない軸ができ、行動に自信が持てるようになりました。
普段タスク管理などに使用しているノートの1ページ目に記しています。
ミッション・ステートメントの作成、お勧めですよ。
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