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総合得点を高めよう

どうも!ドラマーのtomoです。
noteに記事を書くのは何だか久々です。

案件がひと段落したので、演奏家として今後もっと活動の幅を広げるためには、一体どのようなスキルが必要なのか、ぼんやりと考えていたのですが、考えが少しまとまってきたので、頭の整理も兼ねて書き出してみようと思います。

ありがたいことに、いろいろな現場でお仕事をさせて頂けるようになってきました。
その中でとても素敵な方々とお会いする機会も増えてきまして、どういったところが優れているのかを観察していると、次のような結論に至りました。

それはずばり、「総合得点が高い」という点です。

昔は、演奏さえ上達していけば、どうにでもなるって思ってた時期がありましたが、とんでもないモンスター級を除いては、難しいのかなと思うようになりました。

素敵な方々はみんな、演奏力以外にも優れた点がたくさんあると思います。

つまり、演奏力をはじめとした、それ以外の項目の総合得点が高ければ高いほど有利なのではないかなという結論に至ったのです。

では、その総合得点の項目について、もう少し深掘りしていこうと思います。

次の6つの項目のそれぞれの得点の合計値が高ければ高いほど有利に動けるのではないかなと考えています。

1. 演奏力

これは言わずもがなですが、演奏家としては当たり前のスキルですね。
ドラマーは基本的に伴奏楽器なので、なるべく多くのジャンルを叩けた方が演奏機会に恵まれます。

そして、特に得意なジャンルは持つべきだし、自分でもそれを理解するように努めるべきかなと思います。

自分の場合はロックミュージックがルーツなので、ロック系と、あとはJ-POPもとても好きなので、その二つのジャンルは割と得意なのかなと自己分析しています。(他者評価とズレてたらどうしよ笑)

それ以外にも、世の中で消費されている音楽のジャンルは多岐に渡ります。

たくさん聴いてたくさん叩いて、色々と吸収していきたいと思います。

2. ビジュアル

とても残酷な世の中ですが、エンタメの世界は大なり小なり、ビジュアルというのも求められる世界なのかなと感じています。

これはシンプルに美男美女の方がなんだかんだで有利なのかなといったところです。

イケメンや美人が歌や楽器がめちゃくちゃ上手かったら、それだけで相当なステータスになりますよね…。

ただ、ビジュアルだけ良くて演奏力が壊滅的だったら、それはそれでダメですが、項目としては大事な部分なのかなとも思います。

3. ファッション

ビジュアルについては持って生まれた特性のもので、基本的に変えることはできないですが、ファッションは自由に変えられるので、結構重要な項目なのかなと考えています。

自分の骨格や体形、肌や目の色で似合う似合わないがありますし、TPOによっても相応しいファッションというものはあると思います。
(髪型や髪色も同じく)

それを見誤らないようにしなきゃと思っていて、色々試してきました。

何だかんだでかなり失敗をしてきましたが、ようやく一つのスタイルが見えてきた気がしています。

4. ユーモア

結構ミュージシャンって面白い人多いですよね。
特にMCが面白い人のライブって、また行きたいなって思うと思います。

自分はここが壊滅的なので、次はここに注力して頑張ってみようかな…
MCで爆笑まではいかなくても、くすり笑いぐらいは取れるようになりたい…

5. 人間性

会社の場合は、多少嫌なやつだったとしても、仕事が出来れば割と重宝される傾向にあるなあと思います。

でも、音楽の世界は全く違います。

ちょっとでも他人に嫌な思いをさせてしまうと仕事を失ってしまう、すごくシビアな世界です。

売れている人たちを見ると、やっぱりみんないい人で、気遣いもできて、マナーもしっかりしていて、自己中心的ではなく、他者にベクトルが向いていると思います。

それと、ステージに立つ以上、普通の人であっては絶対にいけません。

前にもどこかで書いた気がしますが、その辺の見ず知らずの通行人にお金を払いたいとは思いませんよね。

ステージ上での立ち振る舞い、表情、メッセージ性、スター性、共感力、清潔感などなど。

ライブに来てくれる方々に最高の時間や思い出を提供できなければダメなのです。

これもまだまだ改善できる部分がたくさんあると思います。

6. ギャップ

これは特別枠ですが、○○なのにすごいとか、○○だけど上手いとかそういった感じの項目です。

例えば、めちゃくちゃ幼い子なのに、ドラムソロが超絶とかそういった類のもの。

とは言うものの、これも模索して何か自分に当てはまるものは見つけて行った方がいいなあと思う今日この頃です。

最後に

とまあ、こんな感じです。
あくまで自分が今後さらに活動の幅を広げていくには?という観点の考え方なので、これに当てはまらない人はだめ、なんてことは全く思っていません。

それぞれの目標があるし、それぞれの美学があるし、色々な事情があると思うので、自分が思う正しい軸を持って、それと照らし合わせながら活動していければいいんじゃないかなと思います。

あと、ちなみにですが、全て満点を取るのは不可能だと思います。

人それぞれ、得意不得意はあるし、6つの項目をレーダーチャートにプロットすると、色々な形になると思います。

突出しているところをさらに伸ばすのもあり、苦手なところを克服していくのもありです。


さ、面白い人になれるようにがんばってみよっと。
では!


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