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#4アスリートのビックマウスはファンにとって重要だと思う理由

こんにちは。

私は、豊田自動織機(シャイニーブルー)所属の女子マラソンの萩原歩美選手(萩ちゃん)愛媛銀行所属である3000メートル障害の山中柚乃選手(やまゆの)を応援するために、NOTEを始めました。

2021年5月30日現在、萩ちゃんは【2022年に開催予定のユージーンの世界陸上で女子マラソン日本代表】を目指しています。

やまゆの選手は【東京オリンピック出場】を目指しています。

萩原選手や山中選手を応援していく中で気づいたことがあります。それは、「トップアスリートはビックマウスであることが実はファンにとって、とても重要なのではないか?」ということです。

ファンの視点からアスリートのビックマウスの重要性を書いてみたいと思います。

ビックマウスといえば?

ビックマウスと言えば思い浮かぶのがサッカーの本田圭佑選手です。

本田選手はサッカー日本代表が出場するワールドカップで【優勝】を堂々と公言されていました。もちろん、そこには、本田選手には様々な狙いや目的があったと思いますが、理由の1つに「本田選手のファンが喜ぶから」、すなわち、ファンサービスの1つとしてワールドカップ優勝、という目標を公言されたのではないか、と思ったからです。

本当のファンは応援しているアスリートの高すぎる目標を絶対に否定しない。

本田選手の「目標はワールドカップ優勝」という発言を聞いたときに、私は「今のサッカー日本代表の実力からすればワールドカップ優勝は目標として非現実的だろう。せいぜいベスト8くらいが目標としてふさわしいのでは?」と感じていました。

実際、メディアの中でも本田選手に対して「目標が非現実的だ」という批判があったと思いますし、だからこそ、本田選手のことを「ビックマウス」(大口をたたく)と評論したメディアが多かったと思います。

しかし今ならわかります。私が間違っていました。

本当のファンであれば目標が非現実的なくらい高い目標を公言してもらったほうがとっても嬉しい、ということに、萩ちゃんややまゆの選手を本気で応援するようになって、僕も気づいたのです。本当にその選手を応援しているファンであれば「目標が非現実的でついていけない。そんな選手応援できない」といって、選手を批判したり応援することをやめる、ということは絶対にしない、ということに気づいたからです。

高すぎる目標を公言する姿にファンは応援したくなる

その選手を本気で応援しているファンであれば、「ビックマウス」と言われるほど選手が高い目標を公言している姿をみて本気で応援する、と今ならわかります。

萩ちゃんがユージーン世界陸上の女子マラソンの日本代表を目指すという目標を公言した時はうれしかったです。

なんで、うれしかったか、3つ理由があります。

1.目標が高くなればなるほど具体的になっていくので、選手の本気度が伝わる

不思議なもので、目標って高くなればなるほど、達成するための基準は素人でもわかりやすい具体的なものになります。

例えば、萩ちゃんがユージーンの世界陸上で女子マラソン日本代表に選ばれるためには、来年1月開催の大阪国際女子マラソンか3月に開催の名古屋ウィメンズマラソンのどちらかで優勝する、ということが当面の目標になります。

(厳密にいえば、優勝しなくても日本代表に選ばれる可能性はありますが優勝すればその時点で日本代表の内定はもらえると思われます。)

陸上競技の素人のただの1ファンの私でもわかりやすい目標です。

分かりやすく、そして難易度の高い目標を言われることで、「ああ、萩ちゃん、本気なんだ。僕も日々の仕事がんばって、萩ちゃんが大阪国際女子マラソンか名古屋ウィメンズマラソンで優勝できるようにしっかりと応援しないと」って萩ちゃんファンである私は思います。

2.目標が遠ければ遠いほど勝ち取った喜びはきっと大きい

私がミュージシャンのKANさんの曲が大好きです。
KANさんといえば、代表作は「愛は勝つ」

愛は勝つの歌詞の中に

「遠ければ遠いほど、勝ち取る喜びはきっと大きいだろう」

とあります。

応援しているアスリートの勝ち取った喜びやそこに至るプロセスを少しでも応援という形で共有することで、私も喜べます。これって、ファンにならないとわからない非日常の興奮だと思うのです。

本当に応援しているファンは選手の勝利に貢献したい!

そして、3番目の理由が一番超重要です。

3.選手の目標が高ければ高いほど、ファンも選手を勝たせるために何か貢献できることはないのか?と本気で貢献できることを探す。

僕は、栃木SCの取締役のえとみほさんの「お客様」と「ファン」と「サポーター」は何が違うのか、という記事がとても好きです。

簡単に説明すると「サポーター」というのは、【チームにギブをする人】、【チームを勝たせることに貢献したい人】【チームを勝たせるにはどうしたらいいかを考え、具体的に行動している人】のことを言います。

もちろん、私はユージーンの世界陸上で女子マラソン日本代表として走っている萩ちゃんの姿をみたい、と本気で思っています。

だからこそ貢献になっているかどうかはともかく、「まずはNOTEを書いて、今まで萩ちゃんのことを知らない、女子マラソンのことを知らない人にも萩ちゃんのことを知ってもらって応援してもらおう」とか、もし、萩ちゃんご本人がこのNOTEの記事を読んだときに「頑張ろう」と思ってくれたらいいな、と思っています。

特にマラソン選手は孤独との闘いと言われています。萩ちゃんの心が折れそうになったときに萩ちゃんを励ますことができる記事になったらいいな、と願いながら書いております。

なので、萩ちゃんにしても、やまゆの選手にしても、萩ちゃん駅伝部の他の選手にしても、どんどん高い目標を公言していただき、頑張ってもらえたらファンの1人としてうれしいな、と思います。

アスリートのビックマウス(高すぎる目標を公言すること)は、ファンサービスの1つとして大事なことなんだ、という話でした。

こうしたことを記事に書く以上、私も、日常の仕事にたいし、高すぎる目標を設定し(社員には公言して)、経営を頑張ります。


追記
萩原歩美選手は、毎週金曜日20時~【萩ちゃん駅伝部】というクラブハウスのルームを開催しています。
クラブハウスに登録している方であればどなたでも視聴可能になります。
競技も種目も違う数名のトップアスリートの生の声を聴くことができるので、とてもお勧めです。

クラブハウス内で【萩ちゃん駅伝部】で検索してみてくださいね。



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小澤信朗(放デイラボ)
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