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子猫がやってきた話③

ご飯を徐々に食べれるようになり。

おトイレも覚えたたまちゃん。

ぐじゅぐじゅだったお目目も、少しずつよくなってきました。

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出目金みたいで可愛いです。

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まだ生後間もないからか、元々の性格なのか、全然警戒しません。

人間のお布団にもやってきますが、踏み潰したら怖いので一緒に寝ず、基本的にはケージで過ごしてもらいました。

さて、ここで問題なのが、2週間でわたしの仕事が始まってしまうこと。

ひとりでお留守番させるにはあまりにも小さいので、里親を探そうかと思っていましたが。
なんと、義母が、「落ち着くまでうちで預かるよ!」と。

夫の実家は、預かり犬ボランティアというものをしています。
保健所に収容された犬たちを預かり、人馴れやしつけをして里親さんに託すというボランティアです。
このボランティアさんたちや、そんな活動をしてくれている愛護センターのおかげで、尊い命が処分されずに済んでいます。

義母は、犬たちのことを考え、犬の生態や栄養についてたくさん勉強し、食事を手作りするような人。
動物のことをとても大切にしてくれると分かっていたので、お願いすることにしました。

そんなわけで、たまちゃんはうちで2週間ほど過ごした後、1ヶ月間、夫の実家で犬たちと生活することになったのです。

夫の実家には、4頭の中型犬がいます。

元々夫家で飼っていた柴の女の子と、ボランティアで預かったけれど、貰い手が見つからず夫家で引き取った雑種の男の子が2頭、そして、現在預かり中の雑種の女の子が1頭。

余談ですが、犬の里親って、やっぱり子犬・小型犬はすぐに見つかるのですが、雑種で成犬の、中・大型の子の場合なかなか見つからないようです。

保護時の年齢が成犬で人馴れしていなかった子でも、預かりさんのおうちで過ごすと全然人馴れしてくれるんですが、「子犬の方が懐いてくれそう」って思われがちだったり。

単純に、犬を初めて飼う人にとって、大きな犬の場合少しハードルが高かったり。

そんな理由のようです。

たまちゃんを預けるにあたって、獣医さんから、事故が怖いので絶対に分けて過ごさせるようにとアドバイスをもらいました。
もちろんそのつもりではありましたし、実際に、人の目がないときはたまちゃんにはケージで過ごしてもらいましたが。


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お外で過ごすときもそうじゃないときも、少しうっとうしがられつつも、とっても可愛がってもらいました。

夫家のお父さん、お母さん、妹ちゃん、そして犬たちの愛情をいっぱいに貰って帰ってきたたまちゃん。

夫家の方が良かった!と、思われぬように、頑張らねば。

そう思った矢先、たまちゃん、体調不良の巻…

つづく

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