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ゲームのクリア時間を競い合うRTAに感じるスポーツ性

ゲームは一回クリアしたら終わり

そんなの当たり前でしょと思うかもしれないが、

世の中には一つのゲームを何百回、何千回もプレイし続け

そのゲームをどれだけ早くクリア出来るのか競い合う人達がいる。


その人たちは自分達で自由に競技ルールを設定する

例えば、単純にクリアタイムを競い合うルールもあれば

アイテムを全部集めてクリアした時間を競うルールもある

中には敵からのダメージを受けずにクリアした時間を競うという

超難易度のルールを設定して挑戦する人もいる。


そしてゲーム内、特にアクションゲームなどでは

走る、走る、走る、とにかく走る。

ゆっくり歩いていては、ゲームを素早くクリアする事は出来ない

だから基本走り続ける。

そういう姿も相まって、ゲームのタイムアタックをする人達は

現実の陸上競技からなぞらえて、RTA走者と呼ばれる事が多い。


その人たちは何故そのゲームを走り続けるのか?

常人には全く理解出来ない行動だと思うかもしれないが、

ただゴールまでの時間を競うその一点においては

現実の競走スポーツと変わらない


最初に誰かが競技ルールを作って一人で延々と

挑戦し、その姿を見た人達の中から自分もそれに

挑戦してみたいと思う人が現れ

次第にそのルールのRTA走者は増えていき

走者が増えれば、誰が一番速いのかを

示すためにランキングが生まれる

ランキングが生まれれば当然その競技の王者が

生まれ、その人には一定数のファンがついたりする

そうやってどんどん人が集まって行き

ゲームは世界中で発売されているから

そのコミュニティは国境すらも軽く越えていく


恐らく、今でもどこかで、リアルタイムで走り続けてる人がいる。

今の時代は簡単に動画配信サイトで自分のゲームのプレイを

インターネット中継出来るようになっている

「RTA」で検索すれば様々なゲームを走り続けてる人が見つかるので

興味がある人は探してみて欲しいと思う

終わり。













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