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留学日記(後編)

留学の最後の一週間、新型コロナウィルスの
影響で世界が混乱していました。

ロンドンの街でも店は閉まり、普段賑わっている街は人が少なくなり、かなりの影響を受けていました。私自身も異国の地で今まで経験のしたことない状況に陥りました。
そして帰りの飛行機が二度キャンセルになるということもあり精神的にも肉体的にも限界に近づいていました。

最初の試合観戦で運を使い果たしてしまったのかなと思います(笑)

やはり良いことがあった後には悪いことも必ずあるものだなと思いました。

それでも異国の地で前例のない混乱を目の当たりにすることは二度と出来ない経験です。

必ず今後に活きてくると確信しています。

全て含めてあの時、強行突破でイギリスに渡ったことは正解だったと思っています。

吉と出たか凶と出たかという問いには

吉というより大吉が出ました。

私は、このイギリス留学をすると決めた時
英語にしろサッカーにしろ全くと言っていいほど「自信」がないまま留学しました。

ようするに裸一貫です。

今まで生きてきて「自信」というものが私の助けになったことは一度もないです。

あんなものはすぐに過信に変わります。

世の中には上には上がいると思っています。

これは私の持論です。

何をするにも「勇気」さえあれば後はどうにかなると思っています。

というより、なります。

これは私が身を持って体験したことです。

失敗もたくさんしました。差別を受けることもありました。恐怖で精神が弱って身体を壊すことも何度もありました。

それも全て私の経験に変わりました。

必ずこの先の人生にプラスに働くと信じてます。

一歩を踏み出す「勇気」が最も重要だとこの留学を経て学ぶことができました。

何が言いたいか。

トランク持って海外住めって。

またいつか成長して帰ってきます。

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