講座のご感想
こんにちは
言語聴覚士で子どもの発達アドバイザーのタグチトモコです。
前回のnoteの続きです。
先週2回に分けて効果的な支援策という講座を放デイで働く先生に向けに開催しました。
今回先生方にご感想頂いたのでご紹介したいなと思います
講座を受けたご感想
講座を受けてみて感じたことがあれば教えてください。
普段より、色々な方法で子どもたちに対応していると思っていても、
あ、まだその方法は試していないな…
その方向でかんがえていなかった…
という気付きを頂けました。 「子どもたちの見えている部分の裏にきっと理由がある」を再度考えていくきっかけになりました。
うれしいご感想です。経験豊富な現場の先生方に新たな気づきがご提案できて講座を開催できてよかったぁと思いました。
私も現場で働いていた頃、毎日お子さんと接しながら「この子のために」思えば思うほど、つい自分のフィルターでお子さんを見てしまいすでに知っているアプローチだったとしてもすっかり頭の中から抜けてしまっていることがありました。
もちろん今もあります(涙)
療育も子育ても選択肢が多いと少し気持ちがラクになることがあると思います。今回の講座の内容が選択肢のひとつになれたらうれしいなと思いました
実際に取り組んでみよう(支援に活かしていきたい)と思えたことがあれば教えてください。
・何度も同じことを繰り返す子に、その子のほしい言葉を目につくところに貼ってみようと思う。
・注目を集めたい子に対して、無反応を意識して、見守るをこころがけてみよう(人の声や視線のない空間をなるべく確保してあげたい)
・見通しを立てられるように、目に見える形にする (着替えやスケジュールなど)
講座の中で、どう対応すべきか迷っているケースについての話も出てきました。その子にとって理解しやすい見通しや視覚提示になっているか
無反応(反応しないこと+共感すること)の対応
これらは、講座の中でお話した内容が直接ご相談いただいたケースに活かせる事例だったかなと思います。
その他
困った時にヘルプサインが出せる。
・出来ないことが多いが、みんなに助けもらえるようにすればいい…と思えるように
・自分のことをあきらめないように
・支援する側もあきらめたりしないように
することは大事ですね。
少しでもいい将来にしていけたらと思いました。
自立に向けてなんでも一人でできるようにというのも一つの方法ですが、私たちだって、一人で生きて行くことって難しいですよね。
発達障害のお子さんの中には凸と凹が大きくあってお子さんが頑張るだけではどうしても解決できないことがあります。
「ぼくは苦手なところがある…でもこれさえあれば、こんな風に手伝ってもらえれば大丈夫」
と思えたら、自分自身のことを「ダメ」と思わずに社会の中で色んな方の手を借りながら、生きて行きやすいのではないかと思います
講座の内容をこんな風にあたたかく受け取って下さり、日々の支援に活かして行こうと思ってくださった先生方に感謝しかありません
まだ一般向けの講座は開催予定がありませんがもしリクエストがあれば対応できると思います。
受けてみたいと思われる方がいらっしゃったらお問い合わせフォームからご連絡くださいね。
効果的な支援策
料金…8800円(税・テキスト代込み)
時間…3時間(オンラインの場合は1時間半×2回も対応できます)
場所…岡山県内、またはオンライン(zoom)
リクエストやお問い合わせはこちらから
最後までお読みいただきありがとうございました