コミュニケーションは、日々の積み重ね
明日、鬱と診断された同僚と自分の課長で、
同僚の近況を聞くヒアリングの場を設ける。
同僚の課長が、本当の意味で自分を見つめ直し是正し、
課員に対して新たな行動を取れているのかという事を聞き取る場だ。
そして、今の同僚の心情をヒアリングする。
※これまでの経緯については、こちらをご一読ください。
同僚の課長としては、日々、課員に対してコミュニケーションを取るように
努力し、困っていることがないか聞いているとの事だそうだ。
毎日、朝夕、「困っていることはないですか?」と声をかけているそうだが
同僚からの答えはいつも「今は特にないです。◯◯については、Aさんに
相談しているので。」と言われるとの事。
それを間に受けて「自分は、課員とのコミュニケーションが上手く取れている。
課員が自分に助けを求めている事は特にない。」と思っているのだそう。
はぁ。。
間に受けちゃって。本当に分かってない人やな。。と私は同僚の課長に対して思った。
やっぱりな。。という感じ。
何も気づけていないし、何も変われていない。
私は、この同僚の課長と同僚の会話を聞いて
「そりゃ、同僚からしたら、もう課長に話すことなんて
ないし、助けてもらおうとも思っていないな。。」と感じた。
このもう既に時遅しの感じを同僚の課長は理解していないのだ。
同僚の課長からしたら「毎日コミュニケーション取ってますけど。」
なのかもしれない。
でも、コミュニケーションってそういうことちゃうやん、って思う。
日々、管理職が業務の義務のようにやることではないと思う。
本心から、課員に寄り添うために、課員の日々の実情を知るために
管理職が自分のためにやることだと思う。
すでに、これまでコミュニケーションを捨てたようにしか
課員と付き合ってこなかった同僚の課長に
果たして、これから本当の意味でのコミュニケーションを
取れる時がやってくるだろうか。。。