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【日記】1/22 東池袋と『150年』と『危険なトランスガールのおしゃべりメモワール』
目覚めたらオンライン打ち合わせ30分前だった! あぶな!! 目覚まし忘れてました。
朝ごはんがわりに昨日いただいたうさぎやのどら焼きを食べる。これが日本三大どら焼き! ふかふか!
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打ち合わせというか相談というかいろいろ。やっぱりそうですよね、そうします、みたいなこともいっぱい。ちょっと作業して、うーん、となって出かけることにする。
話題の『150年』展。週末に何人かの友人と妹が行っていて、これは行かねば! となっていたが、週末だと混みそうだし、とタイミングを見計らっていたんだけど、午後空けられそうだったので行くことにする。
ところで東池袋のあのあたり、東池袋5丁目に、私は10年ほど住んでいたことがある。そのうちの数年、妹も一緒に暮らしていた。妹が『150年』を見た後にかつての我が家のあたりを歩いてみたら、再開発でなにもなくなっていた、という出来過ぎなことを言っていたので、ついでに街を散策することに決めた。
となればあのへんでよく食べていたものを……と真っ先に確認したのは東池袋大勝軒だが、水曜定休! 残念! となると他の店もいろいろ候補があるが、口が大勝軒になってしまったので、南池袋大勝軒のあつもり小で我慢する。住んでいた頃はまだ大勝軒の大将がご存命で、よく店先にいらっしゃったなあ。取り壊しで新店舗になった頃のこととか懐かしい。
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そのままサンシャイン側に行き、かつての造幣局(今は保健所と公園)のあたりから都電の線路を越えてかつての我が街へと向かう。確かに再開発がすごい。しかしなくなったと言われたかつての我が家はまだそこにあった。似たような建物がたっていたお向かいには超高層マンションが立ってたけど! 知っている家が逆側から見ると全然違う風景だ。妹は夜の散歩だったらしいので、家を見失っただけのようだ。とはいえ風景はかなり変わっている。見落とすのも無理はない。この路地で雑誌『ザ・プレイステーション』の企画でまだ確か中学生だったPerfumeと『どこでもいっしょ』のトロたちと撮影する、なんてことがあったのだけど、あの風景は半分くらいなくなってしまったな。そりゃそうだな。約20年前だもの。
まだちょっと予約まで時間があったので近所の公園でぼんやりノスタルジーに浸る。歳を取るということがノスタルジーに浸るということならそんなに悪くもない。
さらに時間があったので会場前を通り過ぎて芥川龍之介が見つけられなかったことでおなじみ雑司ヶ谷霊園の夏目漱石の墓へ。(『年末の一日』芥川龍之介/青空文庫)よく散歩してたので芥川のように迷うことなく辿り着き、ちょっと手を合わせておまいり。
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ようやく時間になったので『150年』待機列へ。誓約書にサインして簡単な説明を受けて展示に足を踏み入れる。あのねえ、私はめちゃくちゃこわかったです。でもこわくない人もいると思う。足場がこわい、とかではなく、単純にこわい。畳に土足で入ることへの忌避感がそれを増幅させる。その上で迷う。出れなくなりそうなのも、異世界なのもこわい。でもこんな街中、それもかつて住んでいた場所の近所で体験としてこわい思いをできるなんて意味わからんし、話題になるのも頷ける。動線のラストあたり、屋上から見られる景色の開放感よ。
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軽く食べてさくっと帰宅してまた食べてしまったが、ちょっと食欲増してる気がするな、気をつけよう。
溜めていた録画を見ようと思っていたけど『150年』でちょっと疲れちゃって読みかけの『危険なトランスガールのおしゃべりメモワール』を最後まで。
海外のトランス事情を全然知らないし、もちろん日本のトランス事情もよく知らない。しかしたぶん世間一般よりトランスの、あるいはLGBTQの友人は多い気がする。いうならば私もたぶんややクィアだろう。さておき、疾走感とともにトランスガールが、というか少女が暴力と共に走る青春小説で、そこにトランスという要素と詩歌が重なってくる。最後ちょっと(幸せなことに!)失速したかなと思ったらまた走り出して終わったけど、私はジョッシュの物語が読みたくなってしまった。ジョッシュはどうしていますか?(今年2冊目)
ベッドに入ってから過去のやなこと思い出してちょっとごろごろ。嫌なことがノスタルジーになるまでにはどれくらいの時間がかかるんだろ。
試しに写真いっぱい入れてみた。
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