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【後発組の勝ち戦略】広告代理店を作る方法

今回は広告代理店についてお話をしていこうと思います。
今ちょうど僕の方で「バイアウト」を見据えた会社として、広告代理店の立ち上げをしているので、そのやり方を紹介します。

現状、広告代理店は数あまたあるので、普通に代理店を作っただけだと勝てないです。
これから立ち上げる「後発組」が市場で勝つためには、差別化の要素を考えることが必要になります。
なので、広告代理店を立ち上げる時の戦略の立て方、方針の決め方などもお伝えします。

レッドオーシャンの中で戦うために必要不可欠な考え方になるので、ぜひぜひ参考にしてください!

これから広告代理店を始めるための戦略

僕がやろうとしている事業がどういうものなのか紹介します。
広告運用には、以下の2つの軸があります。


  • 全くのゼロから広告運用をスタートする→新規獲得

  • 既存の広告運用会社→リプレース(追加提案)

広告代理店をゼロから事業を始める時、まずはお客様の新規獲得をしていきます。
全く広告利用しない会社に対して、広告利用のオファーをかけることは、もちろん可能です。
しかし、スケールにすごい時間がかかるというデメリットがあります。
あと予算があまり出ません。
広告運用の実績がないので、ハードルが高いからですね。

既存の広告運用のリプレースは、どこかで広告を運用しているものに対して「うちで広告運用しませんか?」と追加提案を持ちかける方法です。
僕が強化しているのはこのやり方です。

例えば月に100万円広告予算をかけている会社に「50万円枠をください」と交渉をし、既存のクライアントを50万円の枠に落としをしてもらいます。
この追加の50万円の枠で、我々がテスト運用を行い、良ければ残りの50万円の枠も追加交渉をしていくやり方です。

【広告運用に月100万円の予算をかけている会社】
半分の50万円の枠をもらう

もらった50万円の枠でテストを行う

良ければ残りの50万円の枠も追加交渉する

もちろん余裕があれば月の予算100万円にプラスで50万円の枠を運用させてもらって、その後リプレースの提案をすることもあります。

ただ元々、広告運用代理店に依頼しているので「我々が入り込む余地は何があるのか」を考えなければいけません。
テスト運用の成約をもらうためには、現在の広告運用をしている会社よりも「プラスアルファの付加価値」を与える必要があります。
つまり「プラスアルファの付加価値=差別化の要素」です。

今何をプラスオンした価値として提示できるのか、例えば以下のような感じです。


  • 誰も他にやっていないクリエイティブを作って広告を回す

  • 広告費の支払いを後払い

他に誰もやっていないクリエイティブを作り出せば、付加価値として提案できます。
あと広告費の支払いも、付加価値として提示できるんです。

広告費の支払いは、通常先払いなんですね。

例えば100万円の広告を回すと、費用の100万円を先に入金してもらうのが一般的です。
それとは反対に、後払いでは月末締め翌月末支払いでOKにします。
これによって何が起こるかというと、キャッシュフローの早い事業を行ってる会社であれば広告費の支払いが入金サイドよりも遅くなるんです。
つまり「入金のあった金額の中から広告費を払える」という提案ができます。

広告費を後払いにするメリット

広告費用を後払いにするリプレースの提案をすると、最初にお金をいただく必要がないメリットがあります。
広告費をもらわない分、これまで広告に予算をかけられなかった事業主へアプローチができます。

例えば広告費の予算を100万円かける、ROASは200%、つまり200万円の利益が出るとすると、同じ比率で伸びた場合、広告費の予算を1,000万にすれば2,000万なるわけですよね。

広告費:100万円
ROAS:200万円→200万円の利益が出る

広告費:1,000万円
ROAS:2,000万円→2,000万円の利益が出る

100万しか広告費をかけられない場合っていうのが、バッファーとして伸びる余地はあるけれども、積極的なビジネスができていない状態です。
そこに対して、うまくいくビジネスモデルがあるなら「我々の方で先払いリスクを取るので1,000万円分の広告を回してください」と提案していきます。
そして我々は広告の運用手数料として、大体20%〜30%の金額を取る。
なので、広告費用1,000万円分の場合だと、200万〜300万円の利益を取ることができます。

1,000万円の広告費の資金を提供(後払いで運用を請け負う)

広告運用手数料:20〜30%
利益:200万円〜300万円

あとは元々予算の関係で回せなかったものに、1,000万円の予算で回して、成果報酬として取ることもできます。

つまりこのビジネスモデルの場合は、一般的な言葉で言うと 「ファクタリング」です。
お金貸しに近い形で、広告運用代店ができるということになります。
なので広告費を後払いにすることにより、会社のキャッシュフローを我々が見てあげるという提案ができます。
より新しいビジネスというよりも「普段できないビジネスにチャレンジできる」そういう土俵を作ることに寄与するわけです。

他の広告代理店がやってなさそうなことをやることによって、我々の広告代理店を選んでもらえる理由になる「プラスアルファの付加価値=差別化の要素」ということです。

後払い以外に差別化する方法

我々みたいに広告費用を抱えて広告運用ができない場合は、他の差別化を選ぶ必要があります。
今僕がやっているものだと、新しいクリエイティブを作る領域にチャレンジ中です。
広告運用代理店をやる方って、クッションページ作ってとか、LP作ってとか大体一辺倒になることが非常に多いと思うんですね。
だけど我々は他社さんと差別化のできる要素を作る提案をして、うちにお願いをする理由をつけていきます。

例えば、今僕が作っているプログラムだとこんな感じです。

ちょっとまだ調整中なんですけど、動画を背景に置いてctaのボタンを置く。
これもいろいろなSNSのボタンがあるんですけど、ライブリンクへの誘導ができる、つまり動画LPになるんです。

アクセスすると自動的に動画が流れて、その動画を見ながら商品購入に流すようなページを作っています。
広告運用をする会社さんに向けて動画を1つ作って、その動画を広告にかけてもらう施策を取るということですね。

このように、誰もやってない施策をすることによって、我々の広告代理店を選んでもらう「プラスアルファの付加価値=差別化の要素」な施策を狙ったりするわけですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
参考になった方はnoteにスキを押して頂けると、嬉しいです!


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