見出し画像

2年後美術館で

こんばんは。おはようございます。
先日21歳を迎えました。
そうなるとあれから2年経ったことになるようですね。

話は2年前に遡る。
夏の大阪城ホールに私はいました。
約半年ぶりのライブということもあり、
気合いを入れて物販列に並んでいました。
「二列に並んでくださいねー。」
一人で来てる人を軽く見限るアナウンスが響き渡りました。
もちろん知らない人と隣同士になります。

ふと、隣の人を見てみると、
目つきが悪い、それでいてウルフカット、
サブカル系女子。
ファンモン風にゆうならば
直球ど真ん中ストライク。
頭の中で甲子園のサイレンが鳴り、
リトルいたみがプレイボールを告げました。

約45分話しかけるか迷った挙句
声をかけることに。
もうこっからはめんどくさいから全部省くけどその日一生好きでした。
というか当分好きでした。
ご飯誘ったら好きピおるからごめんって
言ってきたところも好きです。
お酒を飲んだらセックスしても仕方ないよねって言ってきたところも好きです。
酔っぱらったら「酔った!!!あつい!!」って勝手にDMしてくるところも好きです。
あの見た目で動物専門学校に通ってたことも好きです。
いい匂いするところも好きです。
笑ったとき目元なくなるところも好きです。
二駅くらい歩こって言ったら文句言いながら歩いてくれるところも好きです。
わざわざストーリーメンションしてくれるところも好きです。
それでいて絶対僕のことを好きじゃないところも好きです。

絶対付き合えない気がします。
自分の勘は嫌な時だけ当たります。

諦め半分で今度美術館行こうねって言ったら
行くことになったかもしれないです。
変な人と行きたいから誘ったなんて
適当な理由つけてしまってごめんなさい。

めっちゃ好きとかでもないけど
定期的に存在を感じていたいです。
このnoteを本人に見せる時は
きっと胸の高鳴りが収まった頃じゃないかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?